【MTGRocks】記事情報:MTG×TMNT新情報公開、親和環境を揺るがす怪物カード判明。







スパイダーマンセットの反響が今ひとつだった中、MTGと「ニンジャタートルズ(TMNT)」のコラボ発表はファンの期待を再燃させました。
今回の発表では、統率者向けカードはもちろん、モダンやスタンダードにも影響を与えそうな強力なカード案が多数明かされました。
これらは、「ユニバースビヨンド(UB)」製品のパワーレベル論議の再燃を予感させます。
要点解説:公開された注目カードとそのインパクト
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「大いなる脳ミソ、クランゲ」
マナコスト:6UU(アーティファクトへの親和性を持つ)
手札枚数が4枚未満なら上と差分を補填するドロー能力を持ち、さらにコントロールしている他のアーティファクト1つごとに+1/0を得る。
アーティファクト中心のデッキでは、2マナで出せる可能性もあり、モダンの親和系デッキの新たなドロー&打点源となり得る。 -
「タートルズよいつまでも」
マナコスト:3W
自分が所有する異なる名前の伝説クリーチャー4枚をライブラリまたはゲーム外から探し、それを公開。
対戦相手がそのうち2枚を選び手札に加え、残りをシャッフルする。
「けちな贈り物」系の効果を踏襲しつつ、サイドボードも参照可能な点など改変がある。
ただし対象が伝説クリーチャーに限定されており、扱いやすさは劣る面も。 -
「スーパーシュレッダー」
マナコスト:1B
威迫持ち。自身以外のパーマネントが何らかの方法で場を離れるたびに+1/+1カウンターを得る。
クリーチャーの死亡・除去・追放などの動作に反応して成長するため、統率者戦で非常に強力。無限除去ループと組み合わせるとフィニッシャーにもなり得る。 -
「ビーバップとロックステディ」
マナコスト:1 B/G B/G
攻撃またはブロック時に、パーマネントを1つ生け贄にするかカードを捨てるという誘発を持つ。
一見デメリットだが、生贄デッキ(アリストクラッツ系)との相性は良好。
特にアーティファクト・トークンを活用できる構築なら強みとなりうる。 -
「ハクティビスト、エイプリル・オニール」
マナコスト:3U
終了ステップ開始時、自分がそのターンに唱えた呪文のカードタイプ数だけドロー。
最大8枚ドローの可能性を秘めるが、条件を揃えるのは難しい。
終了ステップ発動という制約と除去耐性の不安定さから、主にカジュアルな統率者環境で期待。 -
「即席ヒーロー、ケイシー・ジョーンズ」
マナコスト:1R
速攻持ち。
戦場に出たとき、ライブラリ上位4枚を見てアーティファクト1枚を手札に加えることができる。
赤アーティファクト寄りデッキで採用される可能性あり。
ただし、高速フォーマットでは序盤能力としてはやや弱い。 -
「倍増の季節」 — ボーナスシート版
トークン生成効果やカウンター付与効果を2倍にする定番カード。
ボーナスシート収録でPlay Booster 28パックに1枚しか出現しない仕様。
供給はかなり限定的。
まとめ:TMNTコラボはUB批判を覆す起爆剤になるか?
今回発表されたコラボセットのカード群は、単なるキャラクター化を超えて、既存のフォーマットにも影響を与えそうな強さを備えています。
特に「クランゲ」や「スーパーシュレッダー」のようなカードは、アーティファクト軸やトークン軸のデッキに新たな選択肢をもたらすかもしれません。
「タートルズよいつまでも」のような安定型ドローも、構築次第で驚異になり得る一方、制限付きの条件を持つため使いどころを見極める必要があります。
また、「倍増の季節」の再登場も、統率者戦において歓迎されるボーナス要素です。
UB製品への批判が高まる中、このTMNTセットは“パワーレベルの改善”を期待されていると言えるでしょう。
カード個別の強さに加えて、それらがどう組み合わさるか、そして実戦でどれだけ輝くかが今後の焦点です。
スポイラーの続報を待ちつつ、新しいデッキ構想を練るのも楽しみになりそうです。
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