【MTGRocks】記事情報:過激なMTGメカニズムが『久遠の終端』の新レアカードで復活。

『アルケミー: 久遠の終端』の新カード公開が進む中、昨日発表された「Thendar, the Overminer」に続き、今日も新たなレア伝説クリーチャー「Axavar, Fate Thief」がプレビューされた。
このカードは過去にアルケミー環境を席巻した「強奪」メカニズムを再登場させているが、現環境ではやや使いづらさも目立つ構成になっている。
要点解説
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カード概要
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「Axavar, Fate Thief」は「ヴォイド」を誘発させて相手ライブラリーから「強奪」できる能力を持つ。
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カードを捨てる必要があり、リソース的にはプラスにならない。
引いたカードも相手デッキ由来のため、自分の戦略と噛み合わない可能性がある。
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過去の強奪戦略との違い
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『アルケミー: サンダー・ジャンクション』登場時は「勝利の逃走」や「歪んだ看守、グレンゾ」などの強力な支援カードが多数存在し、強奪テーマデッキが成立していた。
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現在はこれらのカードがローテーション落ちしており、専用デッキ構築が難しい。
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単体運用では力不足で、ラクドス系ミッドレンジや「ゾンビ化」を使ったリアニメイト戦略のディスカード要員としての起用が現実的。
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Brawlでの活躍の可能性
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MTG Arenaの人気フォーマットBrawlでは採用余地あり。
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「歪んだ看守、グレンゾ」デッキでは、強奪で得たカードを無料で唱えられるため好相性。
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「秘本に縛られし者、プロスパー」のような追放領域から唱えるたびに報酬がある指揮官とも噛み合う。
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「海賊」タイプを持つため、「笑う者、ジャスパー・フリント」デッキのシナジー要員にもなる。
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評価と展望
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軽いワープコストを持ち、ポテンシャルは否定できない。
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アルケミーでの活躍は不透明だが、ブロールや一部のカジュアル構築では魅力的な選択肢となり得る。
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まとめ
「Axavar, Fate Thief」は、過去に猛威を振るった強奪メカニズムを再び取り入れたレア伝説カードだが、現環境では専用サポートが減少しており、アルケミーでの安定運用は難しいと予想される。
一方でブロールなどのフォーマットでは、既存の強奪シナジーやアウトロー部族デッキに組み込むことで独自の活躍が見込める。
今後の新カード追加や環境変化によっては、再び脚光を浴びる可能性もあるだろう。
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