【MTGRocks】記事情報:新たな『タルキール:龍嵐録』統率者が無限コンボをたくさん生み出す。



MagicCon: Chicagoで行われたプレビューにて、『タルキール:龍嵐録』の情報が多数公開されました。
その中でも、統率者デッキに収録される伝説のドラゴン「Teval, the Balanced Scale」は特に注目を集めています。
このカードは統率者戦(EDH)において強力なシナジーを生み出すだけでなく、特定のカードと組み合わせることで無限トークン、無限マナ、無限ライフドレインといったコンボを成立させることが可能です。
ポイント解説
1. Tevalの能力と基本戦略
- 墓地からカードが離れるたびに2/2のゾンビ・ドルイド・トークンを生成
- 一度に複数のカードが墓地を離れても、トークンは1体しか生成されないが、1枚ずつ墓地を離すことで大量のトークンを生み出せる
- 特定のカードと組み合わせることで、無限コンボを形成可能
2. 「ファイレクシアの祭壇」との無限コンボ
最も簡単なコンボは「ファイレクシアの供犠台」と「墓所這い」の組み合わせ。
- 「墓所這い」を生け贄に捧げて黒マナを生成
- Tevalがゾンビであるため、生成した黒マナを使い墓所這いを墓地から再キャスト
- 墓地からカードが出たことで2/2のゾンビ・ドルイド・トークンが生成される
- これを繰り返すことで無限にトークンを展開可能
3. その他のコンボカード
- 「死が触れぬ者、リリアナ」
- -3能力を使用することで、墓所這い以外の1マナのゾンビでも無限ループ可能。
- 例えば「よろめく怪異」を使用すれば、無限宝物・トークンも生成できる。
- 「拷問生活」との組み合わせ
- 墓地と手札のクリーチャーを交換することでTevalの能力を何度も誘発
- ゾンビ・ドルイド・トークンを生け贄に捧げて黒マナを生成し、無限ループが成立
- 「血の芸術家」などのライフドレイン効果があれば即勝利
4. 既存のコンボとの相乗効果
- 「陰湿な根」との組み合わせ
- クリーチャーが墓地に送られるたびに植物トークンを生成
- Tevalの能力と併用すると、無限マナの構築が可能
- 「歓喜する喧嘩屋、タイヴァー」を加えたコンボ
- 「拷問生活」と「陰湿な根」を組み合わせると、植物トークンで黒マナを生成し無限コンボ成立
- タイヴァーがいれば生成したトークンを即座にタップしてマナを出力可能
- 「調和の中心」で速攻を付与すれば、そのまま無限トークンで攻撃可能
5. 他のドルイドとのシナジー
- 「光り葉の大ドルイド」
- ゾンビ・ドルイド・トークンが7体以上いれば、すべての対戦相手の土地を奪える
- 「クローサの庇護者シートン」
- ドルイド・トークンが全てマナを生み出せるようになり、無限マナコンボに発展
まとめ
「Teval, the Balanced Scale」は、単なる統率者デッキのカードにとどまらず、無限トークン、無限マナ、無限ライフドレインといった多彩なコンボの起点になり得る強力なカードです。
特に、「ファイレクシアの供犠台」「拷問生活」「陰湿な根」などの既存の強力なコンボパーツと組み合わせることで、圧倒的なシナジーを発揮できます。
『タルキール:龍嵐録』の発売は2025年4月11日。
統率者戦のプレイヤーにとっては、ぜひ手に入れたい1枚となるでしょう!
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