【MTGRocks】記事情報:新たな全能力MTG予算フォーマットが大成功を収める。
MTGのエターナルフォーマットは、そのコストの高さが多くのプレイヤーにとって参入障壁となっています。
しかし、新たに登場した「30ドルヴィンテージ」というユニークなフォーマットが、低コストでヴィンテージの楽しさを体験できるとして注目を集めています。
今回の記事では、このフォーマットの特徴と成功の秘訣について解説します。
要点解説
1. 30ドルヴィンテージとは?
- ルール:
- ヴィンテージの禁止・制限リストを使用。
- デッキ構築の合計コストが30ドル(約4,650円)以内に収まる必要がある(価格はTCGPlayerの市場価格に基づく)。
- 背景:
- ヴィンテージ特有の高額カードを排除し、予算内で楽しめるフォーマット。
2. SCGCon Columbusでの成功
- 参加者数: 79名(大会全体で3番目に多い参加者数)。
- メタゲーム: 広範囲のデッキが可能で、多彩な戦略が活躍。
- 優勝: 5色人間デッキ(「英雄たちの送り火」を活用)。
- 準優勝: 白単中速デッキ(「永久の優雅」と「砂の殉教者」のシナジー)。
- その他: 続唱、親和、マーフォークなど、多彩なデッキが上位進出。
3. 使用可能な強力カード
- ヴィンテージ特有の強力カード:
- 「夢の巣のルールス」(レガシーでは禁止)。
- 「大あわての捜索」(ストーム系デッキで活躍)。
- 制限カード: 「太陽の指輪」、「時を越えた探索」なども予算内で採用可能。
- 予算の工夫:
- 高額カードを少数採用して価値を最大化(例: マーフォークデッキの「霊気の薬瓶」3枚)。
- 単色デッキや安価な土地(「閑静な中庭」、「手付かずの領土」)でコストを抑える。
4. ファンメイドフォーマットとしての成功
- 成長の速さ:
- Redditなどのオンラインコミュニティで注目を集め、短期間で大きな大会が実現。
- プレイヤーの熱意により、賞金対象外でもラウンドを最後までプレイする参加者が多かった。
まとめ
「30ドルヴィンテージ」は、低コストでヴィンテージの楽しさを提供する画期的なフォーマットです。
SCGCon Columbusでの成功は、このフォーマットの魅力と可能性を証明しました。
多様な戦略、予算内での工夫、そしてコミュニティの支持によって、短期間で人気を博しています。
今後さらにプレイヤー間で広がりを見せることが期待されるこのフォーマットに注目してみてはいかがでしょうか?
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