MTGの新たな強力マナ・アーティファクトに「自動採用」懸念が広がる。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGの新たな強力マナ・アーティファクトに「自動採用」懸念が広がる。

 

 

 

 

「The Soul Stone」の登場により、統率者戦コミュニティでは歓迎と不安が交錯しています。
これはマーベルとのコラボ「インフィニティ・ストーン」シリーズの第1弾であり、破壊不能・マナ加速・リアニメイトと強力な性能を備えたアーティファクトです。
しかし、その強さゆえに、「またひとつの“自動採用”カードでは?」と懸念する声も少なくありません。

要点解説

  • 「The Soul Stone」の性能と懸念
    ・2マナ(1黒)で黒マナを供給し、破壊不能を持つ伝説のアーティファクト
    ・7マナとクリーチャー追放でリアニメイト効果を得る「∞(Harness)」能力を起動
    ・「秘儀の印鑑」や「太陽の指輪」と同様に、統率者戦の黒を含むデッキすべてで採用が検討される汎用性
    ・一部では「黒単で確定採用、それ以外でも十分強い」として、自動採用カード化を危惧する声が多い

  • プレイヤーとデザイナーの見解
    ・SNSやBlogatogでは、「強すぎて自由な構築が失われる」と批判の声も
    ・Mark Rosewater氏は「黒マナを含むことで使用制限がある」と反論
    ・しかし「モノカラーへの固定採用」でも問題では?と指摘する声もある

  • 他にも増加する「自動採用」カードの例
    ・「氷耕しの探検家」:緑のランプ・墓地戦略に万能な新カード
    ・「威名のソルジャー、セフィロス」や「うろつく玉座」など、特定戦略において事実上の必須カード化
    ・従来の例:「オークの弓使い」「激情の後見」「ジェスカの意志」などは今や色ベースで採用されるスーパーステープル
    ・こうしたカード群の影響で、デッキ構築の多様性やゲームプレイの幅が縮小

  • 問題の本質とプレイヤー側の対応策
    ・Wizardsはパワーカードによるセット販売促進を優先しており、今後もこの傾向は続くと予想
    ・解決策①:cEDH(競技レベル)に寄せてデッキを固定化し、プロキシでコストを削減
    ・解決策②:プレイグループ内で事前にパワーレベルを共有し、環境に応じたカード選択を心がける(Bracketシステムの活用)
    ・ただし、1人でも「強カード」を導入すると、全体がパワーインフレする「軍拡競争」に繋がる危険性あり

まとめ

「The Soul Stone」は、マジックの統率者環境においてまた1枚、自動採用の危険をはらんだ強力カードとなりつつあります。
単体のカードとしての魅力は否定できませんが、それが複数重なっていくことで、構築やプレイにおける自由度が徐々に失われていく可能性が高まっています。
Wizardsが方針を変える可能性は低く、プレイヤー側がどう付き合っていくかが今後の統率者戦の質を大きく左右するでしょう。

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