【MTGRocks】記事情報:新たな大主タイプデッキが忘れ去られたエルドレインのレアが力を示す。
新しい『Magic: The Gathering』セットが登場するたびに、以前のカードが新たな価値を見出すことがあります。
『ダスクモーン』のリリースにより、「リッチの騎士の征服」という『エルドレインの森』の目立たなかったレアカードが、スタンダードで新しいアーキタイプを形作る役割を果たすようになりました。
要点解説
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「リッチの騎士の征服」の役割
「リッチの騎士の征服」はアーティファクトやエンチャントを生け贄に捧げることで、墓地からクリーチャーを戦場に戻すカード。
特に『ダスクモーン』の大主クリーチャーとのシナジーが高く、強力な動きを可能にします。
インパクトのあるターンを生み出すため、スタンダード環境で注目されています。 -
デッキの構成
このデッキは大主クリーチャーを11枚(ホーントウッド、ボイラービルジ、ベイルマーク)採用し、早期にエンチャントとしてプレイしてから、「リッチの騎士の征服」でクリーチャーとして再登場させます。
「逸失への恐怖」もループ可能で、墓地と場を活用する動きが重要です。 -
その他の重要なカード
- 「豆の木をのぼれ」:大主を兆候コストでプレイするとドローでき、さらなるアドバンテージを生み出します。
- 「永劫の勇気」:復活させた大主に速攻を付与し、即座に攻撃に転じることが可能。
早期の勝利をサポートします。 - 「グリッサ・サンスレイヤー」:ミッドレンジ戦略を強化し、カードアドバンテージや相手のエンチャント除去にも役立ちます。
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デッキの弱点
- グルール・果敢:序盤の展開が遅いため、速攻デッキには苦戦します。
対策としては「切り崩し」のような軽い除去が効果的です。 - 墓地対策:墓地に依存するため、「安らかなる眠り」や「虚空の力線」のような墓地対策に弱いです。
「毒を選べ」などのアーティファクトやエンチャント除去をサイドボードに入れることで対応できます。
- グルール・果敢:序盤の展開が遅いため、速攻デッキには苦戦します。
まとめ
「リッチの騎士の征服」を中心に据えた新しいデッキ「Overlord’s Conquest」は、スタンダード環境で注目を集めています。
墓地からの強力な再利用戦略を活かしつつ、ミッドレンジプランも兼ね備えており、柔軟な戦い方が可能です。
ただし、序盤の展開の遅さや墓地対策に対する脆さがあるため、メタゲームに応じた調整が必要です。
このデッキが今後さらに結果を残すかどうか、注目が集まっています。
「リッチの騎士の征服」は『エルドレインの森』に収録されています。
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