【MTGRocks】記事情報:MTG ファイナルファンタジーの新スポイラー、出来事の帰還が明らかに。

『マジック:ザ・ギャザリング』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットの正式公開を控える中、すでに複数のカードが事前に明らかになっている。
その中でも、FF14の人気キャラクター「ヒルディブランド・マンダヴィル」は、ユニークな出来事・カードとして注目されている。
メインセットではなく、統率者戦向けのエスパーカラーのデッキ「サイオンズ・スペル」に収録されるこのカードは、軽妙なフレーバーとトークン戦略にマッチする性能で話題を呼んでいる。
【要点解説】
■ ヒルディブランドの基本性能
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マナコスト:2マナ相当(クリーチャー+出来事)
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出来事側「Gentleman’s Rise」:2/2のゾンビ・トークンを生成。
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クリーチャー側:自身が戦場にいる限り、トークンすべてに+1/+1修正を与える。
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復活性:死亡後も墓地から出来事側を再利用できるという「苔森の戦慄騎士」に類似した動き。
■ フレーバーとメカニズムの一致
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FF14では「死んだと思われたが復活」「役立たずの探偵」として知られ、墓地からの再登場はそのキャラクター性と合致。
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出来事の復帰はファンにとっても嬉しい演出で、メカニズムとしても2枚分の働きを持つ強力な効果。
■ 収録デッキと相性
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「サイオンズ・スペル」収録の統率者「魔女、ヤシュトラ・ルル」とは、出来事側でわずかにシナジーあり(全体2点ドレイン)。
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しかし、ヤシュトラとの直接的な相性は薄く、別のデッキでの活用のほうが現実的。
■ おすすめの採用先(統率者戦)
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ゾンビ部族デッキ:「リッチの女王、ヴァリーナ」や『霊気走破』で登場したエスパーゾンビ統率者に好相性。トークン生成+全体強化が魅力。
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トークン系統率者:「マルネウス・カルガー」ではドローエンジンとアンセム効果の両方を提供可能。
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伝説のクリーチャー死亡誘発型:「アーボーグのラタドラビック」では、ヒルディブランドの死亡がトークン生成と強化ループを引き起こし、盤面を支配可能。
■ メインセット非収録への失望
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スタンダードでのトークン・シナジー(例:「嵐の討伐者、エルズペス」や「世話人の才能」)と好相性であり、メインセット収録での活躍も期待された。
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しかしキャラクター的に主役級ではないことから、統率者戦用収録にとどまったと見られる。
【まとめ】
「ヒルディブランド・マンダヴィル」は、FF14ファンにはたまらないキャラクター性と、出来事による再利用性、ゾンビ・トークンとの相性の良さで、統率者戦における注目カードとなっている。
特にゾンビ部族デッキやトークン戦略を取る統率者とのシナジーは高く、見た目以上の活躍が期待される。
惜しくもメインセット入りは逃したが、そのユニークな設計は今後の統率者環境で活用されていくだろう。
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