【MTGRocks】記事情報:新たなMTG統率者、土地97枚で成立する“1枚始動”の勝利コンボを生み出す。

一風変わったコンボデッキは、MTGの魅力のひとつだ。
安定性は低いものの、運を味方につけて一瞬で勝利をもぎ取る構築は、これまでも話題になってきた。
新セット『ローウィンの昏明』では、そんな“ロマン枠”をさらに突き詰めた新統率者「創意に富んだ一年生、サナール」が登場し、極端ながらも理論上は安定した即勝利コンボを可能にしている。
要点解説
-
サナールの基本性能と評価
サナールは4マナの伝説のクリーチャーで、「色彩」メカニズムを持つ。
ただし能力と色のアイデンティティの噛み合いが悪く、統率者として最大性能を発揮するのは困難。
そのため多くの場合、5色デッキの99枚枠での運用が現実的とされている。 -
能力の制約と実用性
能力で複数の非土地パーマネントを一時的にプレイできるものの、それらは無料ではなく、終了ステップまでに唱えなければならない。
公開されたカードが同じ色だったり無色だった場合、活用しきれない点も大きな弱点だ。 -
それでも有用な場面
汎用デッキでも、第1メインフェイズに実質2枚の衝動的ドローができる点は悪くなく、「再鍛の刃、ラエリア」や「情熱的な考古学者」など、追放シナジーを持つカードとも噛み合う。 -
1枚始動の即勝利コンボ
本カード最大の話題は、5ターン目に勝利可能な1枚コンボの存在だ。
デッキを「土地97枚+タッサの神託者+冬至に明かされる秘密」にすることで、サナールの能力が必ず2枚の非土地カードを追放。
その後「タッサの神託者」を唱え、誘発に対応して「冬至に明かされる秘密」を使用すれば、ライブラリーがすべて追放され、そのまま勝利条件を満たす。 -
致命的な弱点
このコンボは非常に脆く、いずれかのカードを打ち消されると、残りは土地しか引かない機能不全デッキになる。
また、サナールがメインフェイズまで生き残らなければ何も始まらず、除去耐性も低い。 -
奇襲専用のギミック
この構築は一度決めたら満足して終わるタイプのデッキで、対戦相手に知られると成立しにくい。
意表を突くため、通常構築とギミック構築を使い分ける、といった遊び方も提案されている。
まとめ
「創意に富んだ一年生、サナール」は、実用性よりも話題性とロマンを突き詰めた統率者だ。
理論上は安定した即勝利を狙えるものの、妨害に弱く再現性も低い。
それでも一度は決めてみたい派手なコンボとして、カジュアル統率者戦の記憶に残る存在になるだろう。
MTGらしい“やりすぎ構築”を楽しみたいプレイヤーにこそ向いた1枚だ。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック



コメント