【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジーの伝説がマジック最強のアリストクラッツカードに。



PAX Eastでの発表を皮切りに始まった『マジック:ザ・ギャザリング × ファイナルファンタジー』のプレビューシーズン。
その中でもひときわ注目を集めているのが、ファイナルファンタジーVIIの代表的ヴィラン「セフィロス」のカード化です。
「威名のソルジャー、セフィロス」として登場するこの1枚は、特に統率者戦において強力なエンジンとフィニッシャーの両面を担う存在となっています。
要点解説
-
「威名のソルジャー、セフィロス」は単色黒の統率者
-
統率者戦におけるアリストクラッツ(生け贄シナジー)戦略に最適。
-
トークン生成持ちのクリーチャー(例:「ネファリアのグール呼び、ジャダー」、「蛇術師」)と組み合わせてドローとライフドレインを両立。
-
-
死亡誘発でのドレイン能力+自軍・他軍問わず誘発
-
対戦相手のクリーチャーが死亡しても誘発するため、盤面全体が対象に。
-
4体のクリーチャーが同一ターン中に死亡すれば変身、飛行・強化効果・紋章の3点セットを獲得。
-
紋章による「セフィロス不在でもドレイン」が強力なゲームエンド手段に。
-
-
無限コンボの勝利条件としても機能
-
例1:「ファイレクシアの供犠台」+「墓所這い」+ゾンビで無限生け贄→ドレイン勝利。
-
例2:「屍肉喰らい」+「無慈悲な略奪者」+「墓所這い」でも同様。
-
例3:リアニメイト可能な骸骨などを使えば別ルートも多数。
-
単体でカードを引き、コンボパーツを揃える動きが可能。
-
-
スタンダードでも構築可能なポテンシャル
-
2ターン目に「勝利の楽士」、3ターン目に「セフィロス」を出してトークンを生け贄→ドロー&ドレイン。
-
生け贄予定のトークンをリソースに変える効率的な動きが可能。
-
「永劫の無垢」「バルトロメ・デル・プレシディオ」などと組み合わせて変身も狙える。
-
「分派の説教者」など、競合する中速カードとのバランス調整は必要だが、構築の方向性次第で十分活躍可能。
-
-
シナジー重視型のビルドに最適な伝説カード
-
変身条件が容易で、変身後も紋章による継続的な影響を持つ。
-
統率者戦の黒単構築における新たなトップ候補。
-
効果的なリソース確保手段としてミッドレンジ~コンボまで柔軟に対応。
-
まとめ
「威名のソルジャー、セフィロス」は、単なるファンサービス的なカードを超え、構築力を問われる本格派の統率者・競技カードとして設計されています。
生け贄によるリソース確保とライフドレイン、さらに紋章による継続的な影響力という三段構えの強さは、統率者戦においてトップクラスの制圧力を誇ります。
スタンダードでも「勝利の楽士」や「永劫の無垢」といったサポートカードと組み合わせることで、アリストクラッツ系統の新たな軸を築く可能性があり、メタによっては十分にトップデッキ入りが狙える性能を秘めています。
FFファンにはもちろん、黒系の戦略を好むマジックプレイヤーにも刺さるこの1枚。
統率者としても構築の核としても、セフィロスの名にふさわしい圧倒的存在感を放つことは間違いありません。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント