MTGの新ホリデー伝説、「敵を蘇らせて手札を増やす」トリッキーな統率者が登場。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGの新ホリデー伝説、「敵を蘇らせて手札を増やす」トリッキーな統率者が登場。

 

 

 

 

2025年12月5日に発売される「ファイナルファンタジー ホリデーリリース」では、24枚の新規メカニズムを持つ「シーン・ボックス」カードが公開されました。
その中でも注目を集めているのが、神秘的な伝説のクリーチャー「魔繋がりし魔女、イデア」です。
彼女は奪った敵のクリーチャーを操りながらカード・アドバンテージを稼ぐ、極めてユニークなコンボ・統率者として話題となっています。

要点解説

  • 奪取とドローを両立する能力
    イデアは自分の戦闘開始時に、相手のクリーチャー1体をコントロール奪取し、速攻を付与します。
    攻撃後にそのクリーチャーが死亡すると、元のコントローラーに戻る代わりに自分はカードを1枚引けるというもの。
    これにより、攻撃的にテンポを取りつつ、リソース面でも優位に立てます。

  • 生け贄ギミックとの相性
    「アシュノッドの供犠台」や「ファイレクシアの供犠台」などの生け贄手段を組み合わせれば、奪ったクリーチャーを即座に生け贄にしてドローを連発可能。
    「反逆の行動」系統の全体奪取呪文――特に「暴動」や「群衆の掟」を組み合わせると、相手全員の盤面を奪って大量ドロー&マナ加速が可能になります。
    さらに「無慈悲な略奪者」のような生け贄時誘発で追加の宝物トークンも得られ、爆発的な展開が可能です。

  • 相手のETB誘発を防ぐ対策
    奪ったクリーチャーを死亡させた際、相手が再び戦場に戻した時に「戦場に出たとき効果(ETB)」が再度誘発するのを防ぐ必要があります。

    • 「倦怠の宝珠」:ETB能力を完全に封じる定番カード。

    • 「フェアリーの職工」:相手が出したクリーチャーをトークン化し、ETB能力を自分も得る。

    • 「深淵の収穫者」や「墓掘りの檻」などで、相手の墓地からの再登場を阻止可能。
      これによりイデアのドロー能力は維持しつつ、相手の盤面復帰を封じることができます。

  • 追加戦闘フェイズとの連携
    イデアの誘発は「戦闘開始時」に起こるため、戦闘を複数回行えるカードとの相性が抜群です。
    「連続突撃」や「フルスロットル」で複数回誘発させることで、次々と敵クリーチャーを奪うことができます。
    特に「ローハンの軍団長、エオメル」を併用すれば、奪った伝説クリーチャーを攻撃→生け贄にすることで追加戦闘を得られ、毎ターン爆発的な展開が可能です。

  • 独自のカード相性とコンボ要素
    「逃げ足速い生存主義者、ノリン」のように、相手がブロックした場合にそのクリーチャーを追放して自分のものにできるカードとも好相性。
    ブロックされなくても大ダメージを与えられるため、攻防どちらでも優位に立てます。

まとめ

「繋がりし魔女、イデア」は、奪取・生け贄・ドローという要素を兼ね備えた攻防一体の統率者です。
相手の強力な盤面を一時的に支配し、攻撃後にリソースを稼ぎながら再展開できるため、コンボ指向のデッキ構築に最適です。
「アシュノッドの供犠台」などの生け贄手段を中心に、「暴動」「無慈悲な略奪者」「倦怠の宝珠」などのサポートを組み合わせることで、強力かつ美しく設計された「奪って、犠牲にして、勝つ」戦略が成立します。
12月5日発売の「ファイナルファンタジー ホリデーリリース」に収録されるシーンボックスで入手できるこのカードは、コレクション性・戦略性の両面から注目すべき存在となるでしょう。

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