【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』のハンデス呪文、強すぎたメカニズムを再調整。
『久遠の終端』の物語連動型スポイラーとして、新キーワード能力「ヴォイド」を持つ初のカード「時間の介入」が公開されました。
「ヴォイド」はかつてのキーワード「紛争」を元にしつつ、より公平性を持たせた新能力として注目を集めています。
要点まとめ
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新メカニズム「ヴォイド」は「紛争」の改良版
「紛争」は『霊気紛争』で登場したメカニズムで、パーマネントが場を離れたターンに誘発しますが、「ヴォイド」はそのトリガー条件に「土地以外のパーマネント」のみに限定がつきました。
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「時間の介入」は1マナで「思考囲い」効果を実現
このコモンカードは、「ヴォイド」条件を満たすと1マナでクリーチャーも対象に取れるハンデス呪文になります。
ライフ損失もないため、理想的な展開ができれば非常に効率的。
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欠点:序盤の使用が困難
条件として「土地以外のパーマネント」を生け贄に捧げる必要があるため、1〜2ターン目に唱えるのは難しく、テンポロスや盤面の損失を伴う点がネック。
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「ミシュラのガラクタ」などのシナジーが存在
「ミシュラのガラクタ」(約44円)はヴォイドの起動に最適で、0マナで使い捨て可能なパーマネントとして非常に相性が良い。
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スタンダードでは「オルゾフ・セルフバウンス」が有力候補
現在のスタンダード環境では、「チビボネの加入」「養育するピクシー」「陽光真珠の麒麟」などを活用して、ヴォイド条件を無理なく満たすデッキが存在。
対コントロール戦での活躍も期待される。
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パウパーでも活躍の可能性あり
「胆液の水源」「熱狂的な献上」など生け贄シナジーが多く存在するため、ヴォイド条件達成は容易。
特に「トレイリアの恐怖」や「欄干のスパイ」系コンボへの対抗策として有効。
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高額カード「思考囲い」とは競合しない点が追い風
「思考囲い」(約2,920円)が使用可能なモダン環境では採用されにくいが、スタンダードやパウパーではその存在しない競争環境により出番がある。
まとめ:環境次第で光る、新たなハンデス選択肢
「時間の介入」は、その条件の厳しさから競技フォーマットでの採用は限定的ですが、スタンダードやパウパーといった軽量ハンデス呪文の競争が少ない環境では十分に活躍可能なポテンシャルを持っています。
特にヴォイドとの相性が良いカードが今後さらに登場すれば、このカードの価値も上昇するでしょう。
今後の『久遠の終端』のスポイラーでは、ヴォイドを持つさらなるカードの登場が予想されるため、引き続き注目が必要です。
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