【MTGRocks】記事情報:無色ストームが史上最大のMTGレガシー大会で勝利
Eternal Weekend 2024のLegacy Championshipでは、1147人ものプレイヤーが参加し、「レガシーは終わりつつある」との意見を覆しました。
その中で特に注目されたのが、上位8位のうち3つの座を占め、優勝も果たした「神秘の炉コンボデッキ」です。
このデッキは効率的なアーティファクト戦略で圧倒的な展開力を見せ、多くのプレイヤーを魅了しています。
要点解説
1. 「神秘の炉」の基本戦略
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キーとなるカード
- 「神秘の炉」: デッキのトップを見て、アーティファクトや無色スペルをプレイ可能。
- 「多用途の鍵」 / 「通電式キー」: 「神秘の炉」をアンタップし、トップカードをさらに追放可能。
- 「まばゆい肉掻き」: トークン生成で追加のマナ供給と直接ダメージを提供。
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戦略の流れ
- 多量のマナを生成し、「神秘の炉」を使ってデッキを高速で展開。
- アーティファクトを連続してプレイしながら、リソースを絶やさない。
- コンボに必要なパーツは「大いなる創造者、カーン」でサーチ可能。
2. マナ生成の工夫
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主要カード
- 「厳かなモノリス」, 「オパールのモックス」,「水蓮の花びら」: 早期の4マナ到達を支援。
- 「ウルザの作業場」,「次元の結節点」: アーティファクトが揃うと大量のマナを生成。
- 「古えの墳墓」: 初期ターンの追加マナ供給。
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ユニークな土地戦略
- 「次元の結節点」は「ウルザの塔」や「ウルザの作業場」と連携し、爆発的なマナ生成を可能に。
3. 対戦相手への圧力と弱点
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デッキの強み
- 無限に近いリソース循環でゲームを支配。
- 「一つの指輪」やカーンによる除去耐性と勝利条件のサーチ。
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対策と弱点
- カウンター呪文やアーティファクト除去は有効だが、「苛立たしいガラクタ」で無効化される場合あり。
- 「血染めの月」: マナ基盤を崩すが、マナアーティファクトには無力。
- 他の高速コンボデッキ(例: Oops All Spells)には弱い。
まとめ
「神秘の炉コンボデッキ」は、効率的なマナ生成とリソース管理を駆使した色のないストーム型エンジンで、レガシー環境に新たな活力をもたらしました。
レガシーのプレイヤー人口や注目が減少しているとの意見もありますが、Eternal Weekendでの成功はフォーマットの健全性を裏付けています。
デッキの弱点を突く対策も可能ですが、その圧倒的な展開力は非常に手強いものです。
興味のあるプレイヤーは、この革新的な戦略を研究し、次の大会で試してみてはいかがでしょうか?
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