【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』の統率者シナジーにより無限ターンカードの価格が623%急騰。


『久遠の終端』の統率者デッキ「カウンターインテリジェンス」の公開によって、数多くのシナジーカードが注目を集めています。
中でも「市長の笏」は、無限ターンコンボを成立させる強力なアーティファクトとして一躍話題となり、価格が短期間で6倍以上に急騰しました。
本記事では、その背景と価格高騰の要因、今後の見通しについて詳しく解説します。
要点解説
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カード性能と単体の評価
「市長の笏」は、蓄積・カウンターを3つ置いてタップすることで追加ターンを得られるアーティファクトですが、自力で3つ貯めるには多大なマナと時間がかかるため、単体では扱いにくいカードとされてきました。 -
「カウンターインテリジェンス」との強力なシナジー
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「市長の笏」は、「カウンターインテリジェンス」に含まれる「増殖」メカニズムとの相性が非常に良い。
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サブの統率者「旗艦、インスピリット」は、戦闘開始時に自動的にカウンターを与え、準備を加速。
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「かき鳴らし鳥」や「遠地点の頭脳、キロ」などのカードと組み合わせることで、容易に無限ターンに突入可能。
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「地核搾り」+「湖に潜む者、エムリー」の組み合わせでも、追加ターンを無限に得ることができる。
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価格の高騰とその背景
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7月8日の統率者発表直後から、需要が急増。
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それまで約101円だった価格が、7月10日時点で約733円に達し、623%の価格上昇を記録。
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旧版の『メルカディアン・マスクス』版も同様に需要が高まり、市場在庫は減少中。
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市場の反応と懸念点
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プレイヤーは「カウンターインテリジェンス」に「市長の笏」が収録されなかったことに気づき、慌てて購入。
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現在は急激な価格上昇が続いているが、注目が薄れれば価格が落ち着く可能性もあり。
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「市長の笏」は汎用性が低く、デッキ構築に強いシナジーが必要な点は変わらない。
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まとめ
「市長の笏」は、『久遠の終端』の「カウンターインテリジェンス」デッキと抜群の相性を持ち、無限ターンコンボの鍵として脚光を浴びています。
その影響で価格は急騰しましたが、これは一時的な需要と在庫不足が重なった結果といえるでしょう。
とはいえ、このカードはシナジー前提でのみ力を発揮するため、今後の注目度や再録状況によっては価格が落ち着く可能性もあります。
購入や売却を検討しているプレイヤーは、タイミングと市場動向に十分注意を払うことが重要です。
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