【MTGRocks】記事情報:知られざる約620円の神話レアが緑単に新戦略をもたらす。

MTGのカードプールが拡大するにつれ、かつての強力カードが環境から姿を消すことは珍しくありません。
しかし、新しいデッキ構築によって忘れられたカードが再び脚光を浴びることもあります。
今回紹介するのは、パイオニア環境で好成績を収めた緑単ストンピィと、そのキーカード「森林の怒声吠え」です。
要点まとめ
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デッキ概要
- 緑単ストンピィは「ラノワールのエルフ」「エルフの神秘家」で高速展開し、2ターン目に「鉄葉のチャンピオン」や「老樹林のトロール」などの3マナクリーチャーを着地。
- これらの大型クリーチャーはミッドレンジ系のブロッカーを突破可能。
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「森林の怒声吠え」の役割
- 盤面に複数のクリーチャーを展開し、除去耐性を強化。
- 偶数マナコストで「絶滅の契機」を回避、さらに「致命的な一押し」にも耐性あり。
- 唯一の欠点は重いマナコストだが、「ギャレンブリグ城」で早出し可能。
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追加のアドバンテージ源
- 「集合した中隊」が最強のシナジー要素。3マナ域を複数同時展開し、伝説クリーチャー「ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ」「不屈の神ロナス」や「カザンドゥのマンモス」もヒット。
- 「エシカの戦車」は複数体展開+全3マナ域でクルー可能。
- 「世界樹への貢納」で継続的なドローを確保。
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強み
- 早期攻勢+長期戦対応力で、コンボやミッドレンジに対抗可能。
- 除去に強く、盤面維持力が高い。
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弱点
- 相手のコンボに対する干渉手段が乏しい。
- オルゾフ・脂牙戦は極めて不利(墓地対策なし、除去なし)。
- グルール・果敢のテンポ除去にも弱い。
- 赤系アグロの「心火の英雄」+「多様な鼠」コンボが消えたのは追い風。
- 相手のコンボに対する干渉手段が乏しい。
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価格換算(参考)
- 「森林の怒声吠え」はシングル価格で約465円前後。
- 「集合した中隊」は約2,325円、「エシカの戦車」は約775円。
- デッキ全体は構築済みで約23,250円程度が目安。
まとめ
緑単ストンピィは、序盤の圧力+中盤以降のリソース確保で環境に一定の立ち位置を持つデッキです。
「森林の怒声吠え」の再評価により、盤面展開力がさらに強化されました。
ただし、コンボデッキやテンポ除去に弱いため、メタ次第で評価が変動します。
ローカルイベントでのサプライズや、緑好きプレイヤーにとっては試す価値ありの選択肢です。
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