【MTGRocks】記事情報:壊れ級の再録カード群、MTGアリーナに混乱をもたらす可能性。




『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)ファイナルファンタジー』のボーナスシート「Through the Ages」では、FFシリーズの代表キャラクターたちが既存の強力カードとして再登場。
中でもMTG Arena初実装となる19枚のカードは、特にブロール(1対1の統率者フォーマット)に大きな影響を与える可能性があります。
見た目の派手さ以上に、競技フォーマットの環境を揺るがす力を秘めているのです。
要点解説
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19枚の新規実装、そのうち11枚が伝説のクリーチャー
ブロールの多様性を広げる可能性を秘めつつも、逆にcEDH(競技的統率者)寄りの極端なメタを助長する懸念も。
特に強力な「共闘」能力を持つカードの導入が問題視されています。 -
「共闘」の脅威
「ティムナ」と「クラウム」などの組み合わせで、4色デッキが簡単に構築可能に。
これにより、柔軟かつ爆発力の高いゲーム展開が可能になります。
アリーナでは、これまで「イーシャイ」のみが使用可能だったため、今後は最大6種の共闘が登場し環境に大きな影響を与えるでしょう。 -
その他の注目伝説・クリーチャー
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「百合子」:ニンジャデッキの中核。
「上忍術」が統率者税を回避するため厄介。 -
「イナーラ(クジャ)」:「威光」持ちで、戦場に出ていなくても効果を発揮。
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「ナジーラ(クラウド)」:多色対応&「デリーヴィー」と無限戦闘ステップが可能。
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「ウルザ(ティナ)」:アーティファクトと合わせて圧倒的な展開力を発揮。
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ヒストリック・タイムレスへの影響
「前兆の壁」「謎めいた命令」はアゾリウス・コントロールを強化。
「花の絨毯」は、青デッキ対策として超強力なサイドボードカード。
「自然の要求」は親和対策としても注目。 -
禁止カードの可能性
ブロールにおいて強すぎるカードは将来的に禁止される可能性も。
「ウルザ」「百合子」「ナジーラ」「激情の薬瓶砕き」などはすでにデュエルコマンダーで禁止されている前例あり。
MTGAでは「ヘルキュー」と呼ばれる強カード同士のマッチングシステムがあるため、一般プレイヤーへの影響はある程度限定される見込み。
まとめ
「Through the Ages」ボーナスシートの導入は、単なる再録イベントではなく、MTG Arenaの環境そのものに波紋を広げる重要な転機となります。
特にブロールでは、共闘や威光といった競技的に強力なメカニズムが一気に増加し、これまでとは異なるゲーム体験をもたらすでしょう。
競技性の向上とカジュアル層の両立が今後の鍵となる中で、プレイヤーは新しいカードの強みと影響を見極め、自分なりの楽しみ方を見つけることが求められます。
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