【MTGRocks】記事情報:禁止されたMTG戦略、見過ごされていたコモンで新たな勝ち筋を発見

2003年の「スカージ」で登場した「ストーム」は、MTG史上最も壊れたメカニズムの一つとして知られています。
モダンやレガシーでは今も健在ですが、パウパーでは強力なストームカードが多く禁止されています。
それでも、昨日のパウパーリーグで「コズミック・カスケード」がティムール・カラーの新型ストームデッキで5-0を達成し、注目を集めています。
要点まとめ
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デッキの核となるカード
- 「嵐の捕縛」が中心。
5マナでトランプル持ちトークンを生成し、墓地のインスタント・ソーサリー枚数に応じてサイズが成長。 - 「信仰無き物あさり」「思考の流れ」で墓地肥やし、「不可能の一瞥」でエルドラージ・落とし子を生成しつつ墓地を増やす。
- 「嵐の捕縛」が中心。
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勝ち筋とコンボ
- 墓地を肥やした後、「嵐の捕縛」で大型トークンを出し、速攻付与の「苦々しい再会」で即攻撃可能。
- パウパーでは大型クリーチャーの除去が限られるため、決まれば一撃必殺級。
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爆発力を支える要素
- コスト軽減クリーチャー:「ゴブリンの壊乱術士」「荊景学院の使い魔」など計9枚。
- 「大勝ち」「海賊の略奪」で宝物トークン生成、軽減と合わせて実質無料ドロー。
- 「魔力変」「煮えたぎる歌」などの儀式呪文でマナ加速。
- 特殊土地の「鋭き砂岩」「ほくちの加工場」で一時的に大量マナを確保。
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環境との相性
- 有利:赤単・マッドネス。序盤に大型トークンを出せば除去手段が乏しく完封可能。
- 不利:青単・テラー(カウンター多数)、ジャンド・野火(「喪心」や「浄化の野火」で妨害)。
- 対策されやすく、現状ではTier1入りは難しい。
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価格換算の参考
- 「嵐の捕縛」:約39円。
- 「ゴブリンの壊乱術士」:約23円。
- 「大勝ち」:約77円。
- パウパー向けなので、フルデッキでも約3,080円で構築可能。
まとめ
ティムール・ストームは、パウパーにおけるストーム戦略の新たな可能性を示すデッキです。
爆発力とコンボ性は魅力的ですが、除去やカウンターに弱く、現環境での安定性は低め。
それでも、低コストで構築できる点や、独自のプレイ感は大きな魅力。
今後のメタ変化や追加カード次第では、パウパー界に旋風を巻き起こすかもしれません。
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