禁止・制限カード発表 – 2024年12月16日 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTG公式】記事情報:禁止・制限カード発表 – 2024年12月16日

 

Wizards of the Coastは2024年12月16日、各フォーマットの禁止改定を発表しました。
特にモダンでは7枚のカードが禁止・解禁される大規模な変更が行われ、その他パイオニアレガシーでも問題カードが調整されました。
各フォーマットのバランス調整が行われたことで、今後のメタゲームの変化に注目が集まります。

要点解説

1. スタンダード

  • 変更なし
    • 現在の環境: 新セット『ダスクモーン:戦慄の館』と『ファウンデーションズ』の追加により、カードやデッキの多様性が確保されている。

2. パイオニア

  • 禁止カード: 「湧き出る源、ジェガンサ」
    • ジェガンサはほぼ「無料」で採用可能なカードとして、多くのデッキの多様性を損なっていた。
    • 禁止により、プレイヤーはデッキ構築の選択肢が広がり、個別カードの活躍が期待される。

3. モダン

  • 禁止カード

    • 「一つの指輪」: カードアドバンテージとプロテクション性能により、多くのデッキで採用され、環境を支配していたため禁止。
    • 「色めき立つ猛竜」: ボロスエネルギーデッキの爆発的な動きを支えるカードとして、環境の一強化を防ぐため禁止。
    • 「湧き出る源、ジェガンサ」: パイオニア同様、多様性を損ない、デッキ構築を単調化していたため禁止。
  • 解禁カード

    • 「オパールのモックス」: アーティファクトデッキの復活が期待される。
    • 「緑の太陽の頂点」: 緑系デッキの柔軟性とサーチ能力を強化。
    • 「信仰無き物あさり」: 墓地利用デッキやアグロ戦略に再び光を当てる可能性。
    • 「欠片の双子」: 古典的なコンボが復活し、「モダンの懐かしさ」を再現。
  • 影響

    • モダン環境は大幅な調整が行われ、メタゲームの刷新が期待される。
      アーティファクト戦略や墓地利用デッキ、旧来のコンボデッキが再び注目されるだろう。

4. レガシー

  • 禁止カード

    • 「超能力蛙」: リアニメイト戦略で強力すぎる動きを可能にし、デッキの多様性を狭めていたため禁止。
    • 「苛立たしいガラクタ」: 無料のカウンターを無効化し、コンボデッキを過剰に強化していたため禁止。
  • 影響

    • デッキバランスが調整され、特にディミーア・リアニメイトの支配的な立場が弱まることが期待される。

5.エクスプローラー

  • 禁止カード: 「湧き出る源、ジェガンサ」
    • パイオニアと同様の変更で、デッキ構築の多様性を確保する目的。

6. その他のフォーマット

  • ヴィンテージ, アルケミー, ヒストリック, タイムレス, ブロール:
    • 変更なし。各フォーマットは安定しており、現状のバランスに問題は見られない。

まとめ

今回の禁止改定は、モダンを中心に大規模な調整が行われ、長年の問題カードが禁止される一方、懐かしいカードが解禁されました。
「一つの指輪」の禁止や「オパールのモックス」「欠片の双子」の解禁により、モダン環境は新たな戦略や古典的デッキの復活が期待され、競技シーンの活性化が見込まれます。

また、パイオニアやレガシーでも支配的なカードが禁止され、デッキ構築の多様性が改善されるでしょう。
今後の競技イベントやメタゲームの変化が注目される中、次回の禁止改定は2025年3月31日に予定されており、引き続き各フォーマットの動向が注視されます。

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