禁止後に再興:強豪MTGアーキタイプ、再び台頭。 – マジック:ザ・ギャザリング

mtgrocks

【MTGRocks】記事情報:禁止後に再興:強豪MTGアーキタイプ、再び台頭。

 

 

 

 

レガシーフォーマットで長らく勢力を誇っていた「ディミーア・リアニメイト」デッキが、2023年末と2024年春に相次いで主力カードを禁止され、低迷が予想されていました。
しかし、環境に適応しつつ新カードをうまく取り入れたことで、現在ではトップメタに返り咲いています。
今回はその復活の理由と現行リストの強み、そしてディミーアカラー全体の影響力について掘り下げていきます。

要点解説

  • 相次ぐ禁止による打撃
    「超能力蛙」(2023年12月)と「カザド=ドゥームのトロール」(2024年3月)の禁止により、爆発力と安定性の両方を失ったディミーア・リアニメイトは、致命的とも言えるダメージを受けました。

  • 現在の大会成績
    257人参加のMTG Online レガシー・ショーケースで、416FrowningTableがトップ8、Jujubean_2004がトップ16入り。デッキの実力を証明する結果となっています。

  • 変わらない中核戦略
    「納墓」と「再活性」の組み合わせで、「偉大なる統一者、アトラクサ」や「残虐の執政官」を墓地から再登場させ、2ターン目に勝負を決めるパターンが健在。

  • 新たな中速プラン:「濁浪の執政」採用
    禁止された「トロール」の代役として、ミッドレンジでの打点確保やバックアッププランとして機能する「濁浪の執政」を導入。
    リソース戦やテンポ戦でも戦えるよう進化。

  • 新戦力「知りたがりの学徒、タミヨウ」
    1マナの優秀なクリーチャーで、裏返れば「再活性」などの呪文を再利用可能。
    構築の柔軟性を大きく高め、ほとんどのリストで4枚フル採用。

  • ディミーア全体の優位性
    現在、ディミーア・リアニメイト(11.37%)とディミーア・テンポ(10.31%)の2強が環境を支配しており、合わせて21.68%の使用率を記録。ディミーアの強さが浮き彫りに。

  • 禁止改定の懸念
    現時点でWizardsからのアクションはないが、ディミーア系の支配が続けば、将来的に再び禁止対象となるカードが出る可能性も。

まとめ

ディミーア・リアニメイトは、主要パーツの禁止を乗り越えて見事に復活を遂げました。
「タミヨウ」「濁浪」などの新カードを取り入れたことで爆発力だけでなく中盤以降の対応力も向上し、より完成度の高いデッキへと進化しています。
今後もレガシー環境でのディミーア系デッキの動向には注目が集まるでしょう。
禁止改定の動きにも目を光らせつつ、引き続きその強さを発揮し続けると見られます。

MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました