【MTGRocks】記事情報:競技統率者戦フォーマットで予想外の禁止・解禁が発表。



Magic: The Gatheringの1対1用統率者戦「デュエルコマンダー」では、Magic Onlineへの導入を機に注目度が急上昇しています。
そんな中、独自のルール委員会による最新の禁止・制限改定が発表されました。
今回の改定は、単なるパワーバランスではなく、「ゲーム体験の質」に大きく焦点を当てた内容で、コミュニティに議論を呼んでいます。
主な変更点とその背景
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「極性の逆転」の禁止
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相手の呪文を打ち消しつつコントロールを奪える高変動カード。
特に「ゴンドールの王、アラゴルン」との相性が抜群で、3ターン目にゲームをひっくり返す可能性も。 -
ただし、メタ的な支配力よりも、コイントスによる「予測不能なゲーム展開」が原因で禁止に。
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「進め、エオルの家の子よ!」など、よりゲームを歪めるカードが存在するとの指摘も。
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「鐘突きのズルゴ」の統率者使用解禁
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高速で相手のライフを削ることができる1マナ2/2の速攻クリーチャー。
特に「舷側砲の砲撃手」などと組み合わせると強力。 -
これまで統率者としては禁止されていたが、赤単統率者の存在感が薄い現状を鑑みて解禁へ。
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ルール委員会は、今後メタ環境で過度に強くなった場合は再禁止の可能性も示唆。
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「甦る死滅都市、ホガーク」の制限(デッキ内で使用可能だが統率者としては禁止)
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超高性能な8/8クリーチャー。
「飢餓の潮流、グリスト」などと相性が良く、緑ベースの中速デッキ強化が狙い。 -
特に新たな中速戦略「釣り合った天秤、テヴァル」などにとって、コンボ系への耐性が向上。
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一方、赤単など軽量除去しかないデッキには厳しい相手となりうる。
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まとめ:意外性のある改定に、今後の動向注目
今回の改定は、単なるカードの強さではなく、プレイヤー体験の質や戦略多様性の確保を重視したものとなりました。
「アラゴルン」の支配は続きそうですが、「ズルゴ」や「ホガーク」の登場が新たな風を吹き込む可能性もあります。
特に「予測不能なゲーム展開」や「不快なランダム要素」の排除という観点は、プレイヤー間でも賛否が分かれそうです。今後のメタゲームの変化に注目が集まります。
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