【MTGRocks】記事情報:興味深い5色スタンダードデッキがストアチャンピオンシップで優勝。



先週のスタンダードにおける禁止改訂後、環境にはさまざまなデッキが台頭しています。
中でも「至高の者、ニヴ=ミゼット」を中心に据えた5色デッキが注目され、ロバート・テイラー選手がストアチャンピオンシップで勝利を収めました。
このデッキは特にミッドレンジ主体の環境で強力な立ち回りを見せており、意外性と勝率を兼ね備えた選択肢として注目されています。
要点解説
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「至高の者、ニヴ=ミゼット」によるアドバンテージ
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すべての呪文が2色構成で、「至高の者、ニヴ=ミゼット」と高い相性。
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「再活」能力により、引いて不要なカードを捨てて墓地の呪文を再利用。
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「間の悪い爆発」や「アトラクサ」、「ケイヤ」などでゲームを決定づける。
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除去に強い構成
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「至高の者、ニヴ=ミゼット」は単色からの呪文に対して呪禁を持つため、人気の「ディミーア・ミッドレンジ」や「ゴルガリ」では処理しにくい。
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「諜報ランド」が9枚採用されており、ドロー調整で「ニヴ」へのアクセスも安定。
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序盤の対策手段
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「喝破」や「稲妻のらせん」などの2マナ除去呪文で序盤のアグロに対応。
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「古のヤギ角」によって5色マナをサポートしつつライフゲインが可能。
これが速攻デッキ相手に非常に有効。
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一長一短の構成
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デッキは27枚の土地を含み、多くの除去を採用しているため手札切れリスクあり。
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高コストカードが多く、序盤の猛攻(例:ボロス・召集)には弱い場面も。
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「魂の洞窟」でカウンター対策は可能だが、多色呪文の要求が厳しく採用は限定的。
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「ディミーア・ミッドレンジ」への対抗策
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「ニヴ」も「古のヤギ角」も除去困難で、カウンターも少ない構成のため有利に戦える。
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「魁渡」や「永劫の好奇心」などの爆発源を封じれば十分に対抗可能。
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まとめ
「至高の者、ニヴ=ミゼット」を核にした5色デッキは、ミッドレンジ中心のスタンダード環境において予想外の勝利を狙える楽しい選択肢です。
決して最も安定したアーキタイプではありませんが、相手の意表を突ける構成と「アトラクサ」などの爆発力が魅力。
現在開催中のストアチャンピオンシップの賞品である「真鍮の都」プロモカード(約1,460円 、価値次第で数千円相当)を狙うなら、こうしたユニークなデッキでスタイリッシュに勝ちを目指すのも一興です。
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