複数の禁止コモンがMTGのターボ切削・コンボデッキに再登場。 -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:複数の禁止コモンがMTGのターボ切削・コンボデッキに再登場。

長年、青マナ加速カードは「パウパー」環境で悪用され、禁止リスト入りしてきました。
その代表例である「フェアリーの大群」は、無限マナ生成の容易さから2016年に禁止されました。
そして最近、短期間の解禁を経て「高潮」も再び禁止に。
しかし、そんな「高潮」がレガシー環境で突如脚光を浴び、青単・ハイタイドデッキがリーグで5-0を達成しました。
今回はその戦略と強み・弱みを解説します。

要点解説

  • 「高潮」の役割

    • このデッキの中心は「高潮」。
      島の枚数に比例して強力になりますが、少ない土地でも十分なマナを生成可能。
    • 「フェアリーの大群」と「断絶」の組み合わせで土地をアンタップし、追加マナを確保。
  • コンボの流れ

    • 「サファイアの大メダル」で呪文コストを軽減し、展開を加速。
    • 「時のらせん」で手札を補充しつつストーム数を稼ぎ、最終的に「思考停止」でライブラリー破壊。
    • 「引き裂かれし永劫、エムラクール」対策として「歩行バリスタ」を採用し、無限マナから直接勝利可能。
  • 新要素と強み

    • 「稲妻罠の教練者」の追加で「断絶」の信頼性が向上。
    • サイドボードには「ブーメランの基礎」や「この町は狭すぎる」でパーマネント再利用や妨害除去。
    • 「意志の力」による妨害耐性、土地破壊「不毛の大地」への免疫も魅力。
  • 弱点

    • 「オークの弓使い」によるドロー妨害が痛手。
    • 「虚空の杯」など特定のヘイトカードで「高潮」が封じられるリスク。
    • 高速環境では安定性に課題があり、トップメタ入りはまだ遠い。

まとめ

青単・ハイタイドは、古典的なコンボに新カードを組み合わせた挑戦的なデッキです。
禁止カードの歴史を持つ「高潮」と「フェアリーの大群」が再び注目されるのは興味深い現象。
現状ではレガシーのトップメタには届かないものの、スピードと柔軟性を兼ね備えたこのデッキは、今後の環境変化次第でさらなる活躍が期待できます。

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