【MTGRocks】記事情報:複数の約12900円以上のMTGカードが統率者で禁止されました。
2024年9月23日、3年ぶりにMTGの統率者の禁止リストが更新されました。
統率者フォーマットは、基本的に自由度が高く、プレイヤーが自分の遊び方をカスタマイズできるフォーマットですが、特定の強力すぎるカードがゲームバランスを崩していました。
今回、4枚のカードが新たに禁止され、その影響は大きく、コミュニティに長く語り継がれるものとなるでしょう。
要点解説
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「魔力の墓所」の禁止:
- 「魔力の墓所」は、0マナで2マナを生成できる強力なアーティファクトであり、ゲーム序盤から非常に強力な動きを可能にするため、禁止されました。
- このカードは、ターン1で大幅なマナのアドバンテージを獲得し、その後のゲーム展開を決定的にしてしまうことが多かったため、フォーマットの健康を保つために禁止が決定されました。
- 現在の市場価格は約28,800円ですが、禁止によってその価値は大幅に下落する可能性があります。
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「宝石の睡蓮」の禁止:
- 「宝石の睡蓮」は統率者フォーマット専用にデザインされたカードで、無料で指揮官を早期に展開できる効果を持つため、ゲームのバランスを壊す原因となっていました。
- 初期ターンに強力な指揮官を展開でき、他のプレイヤーが対応する前にゲームを決めてしまうケースが増加していたため、禁止に至りました。
- 市場価格は約12,960円であり、この禁止により価値が大きく下がると予想されます。
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「波止場の恐喝者」の禁止:
- 「波止場の恐喝者」は、トークン生成能力により大量のマナを供給し、特に早期にゲームを制圧できるカードでした。
- 他の禁止カードと同様、短期間で大きなアドバンテージを生むことが問題視され、またこのカードを再利用して無限マナコンボを簡単に成立させることが可能だったため、禁止されました。
- 現在の市場価格は約12,240円で、このカードも禁止による価格下落が予想されます。
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「有翼の叡智、ナドゥ」の禁止:
- 「有翼の叡智、ナドゥ」は、複数のフォーマットで問題視されてきたカードで、特に複雑なコンボを引き起こし、ゲームを長引かせる原因となっていました。
- シミックデッキで多く使われ、「稲妻のすね当て」などの定番カードと組み合わせることで、強力かつ煩雑なプレイ体験をもたらすため、禁止が決定されました。
まとめ
今回の禁止リストの更新は、統率者フォーマットに大きな影響を与えました。
「魔力の墓所」や「宝石の睡蓮」といった強力かつ高価なカードが禁止されることで、ゲームバランスの改善とともに、フォーマットがより多くのプレイヤーにとってアクセスしやすくなると期待されています。
一方で、これらのカードに投資していたプレイヤーにとっては、コレクション価値の下落が避けられない厳しい現実もあります。
今後の禁止リストの更新が、今回のように大きなものになるかどうかは注目されるところです。
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