【MTGRocks】記事情報:見過ごされていた『ダスクモーン』の除去呪文が驚きのマルチフォーマット定番に。
MTGの『ダスクモーン:戦慄の館』セットから登場したカード「悪魔祓い」が、さまざまなフォーマットで注目を集めています。
この一見地味な除去スペルは、シンプルなデザインながら強力なサイドボードカードとして評価が高まりつつあります。
要点解説
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「悪魔祓い」の基本情報
- マナコストは1W(白2マナ)、レアリティはアンコモン。
- 効果は、パワー4以上のアーティファクト、エンチャント、クリーチャーを追放するもので、墓地利用や相互作用が多い環境では破壊よりも有利な追放能力が重要視されています。
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優れたサイドボードカードとしての活躍
- シンプルな除去能力ですが、パワー4以上の対象範囲が広く、エンチャントやアーティファクトにも対応できる点が強み。
- 主にサイドボードで採用され、スタンダードのアゾリウスコントロールやアゾリウステンポ、モダンのエネルギーデッキ(ボロス、マルドゥ、ジェスカイなど)で活用されています。
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スタンダードでの活用例
- スタンダード環境では「シェオルドレッド」や「アクロゾズ」などの強力なクリーチャー、さらに「ウラブラスクの溶鉱炉」や「亭主の才能」といったアーティファクト・エンチャントに対して有効。
- 墓地利用が重要なアゾリウステンポデッキでは、墓地対策カード「除霊用掃除機」を除去する手段としても有用です。
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モダンでの活用例
- モダン環境では、最も使用頻度の高いカード「一つの指輪」を除去するために「悪魔祓い」が活躍しています。
除去後に墓地に残らないため、再利用されることなく対処できます。 - さらに「火の怒りのタイタン、フレージ」や「黒曜石の焦がし口」などの強力なクリーチャーに対しても、十分な対応力を持っています。
- モダン環境では、最も使用頻度の高いカード「一つの指輪」を除去するために「悪魔祓い」が活躍しています。
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地味なカードの重要性
- 「悪魔祓い」は派手な能力や新しいメカニズムは持っていませんが、そのシンプルさゆえにさまざまな状況で活躍できる「実用的なカード」として評価されています。
まとめ
「悪魔祓い」は、シンプルな効果ながらも柔軟な対応力を持つサイドボードカードとして注目されています。
特に白を使うデッキでは、さまざまなフォーマットで多様な敵を対処する手段として有用です。
「悪魔祓い」は『ダスクモーン:戦慄の館』に収録されています。
『ダスクモーン:戦慄の館』は↓から購入できます。
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