【MTGRocks】記事情報:見過ごされていた『ダスクモーン:戦慄の館』の除去呪文は予想以上に良いものだった。
MTGのフォーマットの中でも、特にユニークなのが統率者です。
このフォーマットでは、ルールブックには書かれていないがプレイヤー間で守られている「暗黙のルール」が多く存在します。
例えば、土地破壊カードや無限コンボなどは合法であるにもかかわらず、多くのプレイグループで嫌われています。
最近、この「暗黙のルール」を無視する新しいカードが登場しました。
それが「Come Back Wrong」です。このカードは、プレイヤーの統率者を盗む新たな手段を提供し、コミュニティで議論を巻き起こしています。
要点解説
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「Come Back Wrong」の効果:
- 「Come Back Wrong」は、対象のクリーチャーを破壊し、それをコントロール下に戻すカードです。
この効果により、対戦相手の統率者を一時的に自分のものにすることが可能になります。
- 「Come Back Wrong」は、対象のクリーチャーを破壊し、それをコントロール下に戻すカードです。
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統率者のゾーン変更ルール:
- 通常、統率者が破壊された場合、そのオーナーは統率者を墓地に送る代わりに、統率者領域に戻すことができます。
しかし、「Come Back Wrong」の効果により、墓地に送られた統率者は即座に相手の場に戻るため、オーナーが統率者領域に戻す機会を失います。
- 通常、統率者が破壊された場合、そのオーナーは統率者を墓地に送る代わりに、統率者領域に戻すことができます。
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歴史的背景とコミュニティの反応:
- かつては、「混沌のねじれ」や「呪文丸め」のようなカードで統率者をデッキに戻すことができ、これが対戦相手の戦略を完全に崩壊させることがありました。
しかし、2015年にルールが変更され、統率者がどのゾーンに移動しても統率者領域に戻すことが可能になりました。 - この新ルールにより、プレイヤーはより自由に統率者を使用できるようになり、ゲームの楽しさが増しました。
「Come Back Wrong」もこの文脈で議論されており、一部のプレイヤーにとってはゲームを面白くする要素となる一方で、他のプレイヤーにとってはストレスの原因となる可能性があります。
- かつては、「混沌のねじれ」や「呪文丸め」のようなカードで統率者をデッキに戻すことができ、これが対戦相手の戦略を完全に崩壊させることがありました。
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インタラクティブな除去手段の例:
- 最近では、「月への封印」や「王冠泥棒、オーコ」のようなカードが、統率者を直接排除するのではなく、使いにくくする手段として好まれています。
これらのカードは、盤面上で対処可能なため、より戦略的でインタラクティブなゲーム展開を生み出します。
- 最近では、「月への封印」や「王冠泥棒、オーコ」のようなカードが、統率者を直接排除するのではなく、使いにくくする手段として好まれています。
まとめ
「Come Back Wrong」は、MTGの統率者フォーマットにおいて、新たな戦略の可能性を提供する一方で、プレイヤー間で議論を巻き起こしています。
過去の「タックス」手法と比べると、ゲームバランスに大きな影響を与えることは少ないかもしれませんが、特定のデッキでは非常に強力なカードとなり得ます。
ゲームの多様性を広げる一方で、適切な使い方が求められるこのカードは、今後の統率者での展開において、重要な役割を果たすかもしれません。
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