【MTGRocks】記事情報:見過ごされていた赤のプレインズウォーカーが236%の値上がりを記録。


先日の大型大会「Spotlight Series: Planetary Rotation」で、スタンダード環境を席巻する「ビビ・大釜」に唯一強く立ち向かったのが赤単アグロでした。
その影響で「灯を追う者、チャンドラ」をはじめとする赤系カードの需要が急増し、価格が大きく動いています。
【要点まとめ】
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「灯を追う者、チャンドラ」の特徴
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赤単アグロのサイドボードに採用される粘り強い脅威。
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0能力で生成する乗り物に速攻を付与し、無料で搭乗可能。
対処されなければ継続的にダメージを与えられる。 -
+2能力で土地をカードに変換でき、長期戦でもアドバンテージを確保。
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ダメージ系除去をかわしやすく、青白コントロールのような遅いデッキにも有効。
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価格の急騰
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6月末には約342円だったが、現在は約1,149円に上昇、236%の値上がり。
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大会での勝利直後に需要が集中し、売上数が急増。
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通常版は8ドル以上で出品され、安値に見える在庫は高額な送料付き。
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ショーケース版は平均約2,664円、一部はさらに上昇傾向。
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フラクチャーフォイル版は約17,020円と非常に高額。
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他カードへの波及
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「新星のヘルカイト」「剃刀族の棘頭」「最深の力、オヘル・アショニル」「煮えたぎるバイパー」なども値上がり傾向。
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「Edge of Eternities Store Championship」では優勝賞品が約11,760円の「鏡割りの寓話」と豪華で、スタンダードの注目度は高い。
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今後の見通し
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現在の競技シーズンはスタンダード中心で、地域選手権予選も控えているため需要は継続する見込み。
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「ビビ・大釜」が約118,400円と高額かつ禁止候補であるため、安価で有効な赤単への注目が集まっている。
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赤単はビビ相手に約40%の勝率を持ち、他のデッキより有利とされる。
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ただし、ビビ側が赤単対策を進めれば「灯を追う者、チャンドラ」需要が落ち着く可能性もある。
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【まとめ】
「灯を追う者、チャンドラ」は赤単アグロの切り札的存在として需要を集め、価格が大幅に上昇しています。
スタンダードが事実上「ビビ・大釜」と「赤単アグロ」の二強環境となる中、禁止改定やメタゲームの変化次第で相場は大きく動くでしょう。
短期的には需要の高まりが続くと予想されますが、長期的にはビビ側の調整や禁止次第で急落の可能性もあるため、投資や購入は慎重さが求められます。
「灯を追う者、チャンドラ」は『霊気走破』に収録されています。
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