【MTGRocks】記事情報:解禁された4色の伝説が、瞬く間に統率者界のスターに。

先週、デュエル・コマンダーフォーマットに大きな変化がありました。
注目を集めたのは「有翼の叡智、ナドゥ」の禁止ですが、同時に「エーテリウム造物師、ブレイヤ」が実験的に解禁されたことも話題です。
2017年に禁止されて以来、長らく姿を消していたこの伝説的クリーチャーが、再びフォーマットに戻ってきました。
果たして現代のパワーインフレ環境で通用するのでしょうか?
要点解説
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ブレイヤ解禁の背景
- 「エーテリウム造物師、ブレイヤ」は2017年に統率者として禁止。
- 強力なカードであるものの、現在の環境でどこまで戦えるかは未知数。
- 解禁後、複数のデッキで成功を収め、健在ぶりを証明。
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ブレイヤの強み
- 4マナ4/4+飛行機械トークン2体という高効率。
- トークンは「統治者」や「イニシアチブ」争奪に有効。
- 起動型能力で除去・ライフゲイン・直接ダメージと柔軟な対応が可能。
- アーティファクト・トークン生成カードとの相性抜群。
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再キャストの強み
- 除去されても再キャストで追加トークンを生成。
- 4色構成により、強力なカード群を幅広く採用可能。
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デッキ構築の傾向
- 4色ミッドレンジ型
- アーティファクトに依存せず、カードパワー重視。
- 「オセロットの群れ」「超能力蛙」「策謀の予見者、ラフィーン」など高性能カードを採用。
- 4色アーティファクト型
- 「タリスマン」で加速し、ブレイヤを早期着地。
- 「冬の宝珠」「からみつく鉄線」でロック戦術。
- 「最高工匠卿、ウルザ」や「飛行機械の鋳造所」「弱者の剣」で無限コンボも可能。
- 「改良式鋳造所」「頭蓋骨絞め」で継続的なリソース確保。
- 4色ミッドレンジ型
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環境への影響
- アーティファクト戦略の復権に期待。
- ミッドレンジの多様化を促進、従来の「ゴンドールの王、アラゴルン」一強状態を緩和。
- ただし、ブレイヤの柔軟性が高すぎるため、将来的な均質化リスクも懸念。
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価格情報
- ブレイヤの市場価格は約546円前後。
- 解禁により需要増加が見込まれ、価格上昇の可能性あり。
まとめ
「エーテリウム造物師、ブレイヤ」の解禁は、デュエル・コマンダーに新たな戦略の幅をもたらしました。
アーティファクトデッキの復活やミッドレンジの多様化は歓迎される一方、その強力さゆえに環境の均質化を招く懸念もあります。
現時点では新鮮な変化として注目されており、今後のメタゲームにどのような影響を与えるか、引き続き注視する価値があります。
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