【MTGRocks】記事情報:象徴的な新ヴィラン、墓地再利用デッキを加速させる。



『Final Fantasy VII』とのコラボで話題となった「威名のソルジャー、セフィロス」は、登場当初から注目を集めたカードです。
カードアドバンテージと勝ち筋を兼ね備えた性能にもかかわらず、構築環境では目立った活躍がありませんでした。
しかし、ここにきてモダン環境において「ゴルガリ・サクリファイス」デッキの中核として台頭し、5-0の戦績を複数記録するなど注目を集めています。
要点解説
-
セフィロスの再評価
・登場時に高評価を受けるも環境入りせず
・しかし「ゴルガリ・サクリファイス」アーキタイプが現れ、ようやく活躍の場を得る
・ドローエンジンかつ継続的なリソース供給手段として機能 -
墓地から再利用できるクリーチャーの活用
・「恐血鬼」や「墓所這い」がエンジンを支える
・これらは生け贄に捧げた後も容易に戦場に戻せるため、損失にならない
・これにより「悪意の閃光」や「骨の破片」などのリソースを要求する除去呪文も有効に使える -
多彩なペイオフカードたち
・セフィロスによるドローや「出産の儀」による継続的な展開が強み
・「聖遺のワイト」は「恐血鬼」とのシナジーで即座に戦場復帰を可能に
・「大食の幼生、グリスト」は盤面を強化する強力なプレインズウォーカーに変身 -
対クリーチャーデッキに強い構造
・追放除去以外には強く、「ドメインズー」の「ドラコの末裔」にも有効な回答を持つ
・「ボロス・エネルギー」に対しても、「オークの弓使い」や「ワイト」が有効
・弱点はコンボデッキへの早期圧力の欠如。サイドボードに「思考囲い」や「強迫」で対応 -
対策カードと今後の課題
・「虚空の力線」などの墓地対策には大きく弱体化する
・サイドボードには「毒を選べ」などのメタカードが重要
・現時点で大規模な大会での実績はないが、アーキタイプとしては高い完成度を誇る
まとめ
セフィロスが本格的に構築環境で評価される日がついに訪れました。
「ゴルガリ・サクリファイス」は、墓地リソースの再利用を核としつつ、多彩なペイオフカードで継戦能力を高めた優秀なアーキタイプです。
クリーチャーデッキには高い勝率を誇る一方、墓地対策やコンボデッキには注意が必要。
まだ発展途上のデッキではありますが、今後のモダン環境において注目すべき存在であることは間違いありません。
今のうちにこのアーキタイプに注目しておけば、環境の一歩先を行けるかもしれません。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント