Weekly MTG Q&A、統率者の人気提案に冷水を浴びせる。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:週間MTG Q&Aが要望の多かったCommanderの変更について希望を打ち砕く。

 

 

 

 

 

 

2025年10月の「Weekly MTG」配信では、統率者戦・フォーマットに関する大規模なアップデートが発表されましたが、その後のQ&Aセッションでは、さらに多くの重要な方針が明らかになりました。
中には、長年プレイヤーから要望されていた変更が「実現しない」と明言されたものもあり、賛否を呼んでいます。

主なポイント

  • プレインズウォーカーを統率者にするルール変更は見送り
    全プレインズウォーカーを統率者として使用可能にする案は、開発チーム内で「ほぼ全会一致で反対」と判断。
    理由は、ゲーム時間の延長や、即座に禁止すべき強力なプレインズウォーカーの存在。
    一方で、「統率者として使用可能」と明記された新規プレインズウォーカーの開発には前向き。

  • 統率者戦にサイドボード導入の可能性も低い
    「願い」系カードや「履修」メカニズムの活用を目的に検討されたが、15枚のサイドボードを全プレイヤーが持つ必要があるなど、運用面での課題が多い。
    結果として「導入する可能性は低い」との見解が示された。

  • 「統率者としてのみ禁止」リストの復活も否定的
    2006〜2014年に存在した「統率者としてのみ禁止」リストの復活を求める声はあるが、対象カードが非常に少なく、混乱を招く可能性が高いため、現時点では非推奨。
    現在の「Game Changers」システムがその代替として機能している。

  • 銀枠(Un-set)カードの扱いに進展
    ブラケット1では、テーマ性があれば「ゲームチェンジャー」や「銀枠」カードも使用可能に。
    公式ルールではないが、開発チームは「ブラケット1がUnカードの受け皿になることを期待している」と発言。

  • cEDH(競技統率者)に関する議論も
    専用の禁止リスト導入は検討されたが、「統率者戦を統一フォーマットとして維持したい」との方針から見送り。
    先手プレイヤーが有利すぎる問題については認識しており、後手プレイヤーにマリガンボーナスを与える案などが検討中。ただし、具体案はまだ未確定。

まとめ

今回のQ&Aセッションでは、プレイヤーの間で長年議論されてきた複数の提案に対して、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが明確な立場を示しました。
残念ながら、プレインズウォーカーの統率者化やサイドボード導入などは見送られる方向ですが、代わりにテーマ性を重視した柔軟な運用や、cEDHへの配慮など、フォーマットの健全性を保つための前向きな姿勢も見られました。
今後のアップデートに向けて、公式Discordでのフィードバックが重要となるでしょう。

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