【MTGRocks】記事情報:過小評価されていたダスクモーンのヘイトカードが大幅アップグレード。
『マジック:ザ・ギャザリング』(MTG)の新セット『ダスクモーン:戦慄の館』がリリースされて約2週間が経過し、その強力さがすでに広く認知されています。
特に「大主」カードがスタンダードからモダンまでさまざまなアーキタイプで使用され、他にも「忌まわしき眼魔」や「残響の力線」のようなビルドアラウンドカードが新たなデッキを生み出しています。
しかし、その陰で目立たないものの多くのフォーマットで確実に活躍しているカードが「除霊用掃除機」です。
このカードは墓地対策として非常に効果的で、多くのプレイヤーがその価値を見出し始めています。
要点
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「除霊用掃除機」の概要
- マナコスト: 1
- レアリティ: レア
- 効果: タップで墓地からカード1枚を追放し、6マナで生贄にすることで追放したクリーチャーカードを1/1の飛行持ちスピリットとして戦場に戻す。
「除霊用掃除機」は一見すると地味な墓地対策カードに見えますが、その効果は非常に優れています。
特に、「大祖始の遺産」や「魂標ランタン」といった従来の墓地対策カードに比べて、特定のカードを毎ターン追放できる点で非常に便利です。
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墓地対策としての優位性
他の墓地対策カードでは、状況によってはすぐに使い捨てる必要がありますが、「除霊用掃除機」は場に残り続け、相手が再度コンボを試みても対応できる点で優れています。
例えば、モダンで「御霊の復讐」を使う相手に対して、毎ターン脅威を排除することができるため、ゲームの流れを制する力があります。 -
スタンダードやモダンでの活躍
スタンダードでは、「アゾリウス 忌まわしき眼魔」のような墓地を利用するデッキに対して有効です。
また、「救いの手」などの墓地からカードを手札に戻す効果も無効化するため、対戦相手の戦術を大幅に制限します。
モダンでも、わずか1マナでこれだけの効果を発揮する「除霊用掃除機」は、速いフォーマットで非常に強力です。 -
強力な最終能力
「除霊用掃除機」には6マナでの強力な最終能力があり、追放したクリーチャーを1/1の飛行持ちとして再び戦場に戻すことができます。
これにより、ゲームが長引いた際にはフィニッシャーとしての役割を果たすことができ、特に「ディミーアマークタイド」などのデッキでは戦況を一変させる可能性があります。
まとめ
「除霊用掃除機」は、一見地味なカードながらも、スタンダード、パイオニア、モダン、そしてレガシーでも効果的に使える優れた墓地対策カードです。
速いフォーマットにおいて、特に少ないマナコストで対策ができる点や、長期戦において強力なフィニッシャーとしての役割を果たす点で、今後さらに注目される可能性があります。
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