過小評価されていたMTGカードが壊れた無限コンボを阻止。 -マジック：ザ・ギャザリング

最新セット『アバター 伝説の少年アン』は、レガシーを含む複数フォーマットに影響を与える強力なカードを多数投入しました。
その中でも「アナグマモグラの仔」が注目されていますが、実は環境を大きく揺るがすもう一枚が存在します。
それが「門衛のスラル」です。
このカードは、スタンダードの無限コンボを止めるだけでなく、モダンやレガシーでも活躍する万能な“メタカード”として評価が急上昇しています。

要点解説

• カードの基本性能

  • 「門衛のスラル」は2マナで、アーティファクトやクリーチャーの戦場に出たときの能力を無効化。
  • 「瞬速」を持ち、相手の動きを読んでタイミングよくプレイ可能。
  • 除去されやすいが、即座に価値を生むため採用価値が高い。

• スタンダードでの役割

  • 最強候補とされる「バント・エアベンダー」無限コンボを完全に封殺。
    • コンボの核「素早き救済者、アン」「不動の守護者、アッパ」などのETB効果を無効化。
    • 「灰毛の天才、オーロック博士」を軸にした無限トークン生成を阻止。
  • 「身代わり合成機」系アーティファクトデッキにも致命的な打撃。
    • 戦略の根幹がETB依存のため、対策不能で即投了するケースも。
  • 「養育するピクシー」を使ったバウンス戦略も妨害。

• モダンでの活躍

  • 「ドメイン・ズー」デッキで採用され、苦手なマッチアップを改善。
  • 「ブリンク」戦略や「親和」の「武器製造」を封じる。
  • 「河童の砲手」の回避能力を無効化し、勝率向上。
  • 「火の怒りのタイタン、フレージ」とのコンボで、ETB効果を止めて場に残し、ゲームを支配。

• レガシーでの利用

  • 「スタイフルノート」系デッキで活躍。
    • 「ファイレクシアン・ドレッドノート」や「虚構漂い」のデメリットETBを無効化し、超効率クリーチャーを展開。

• メタゲームへの影響

  • 強力なコンボやアーティファクト戦略に対する“必要な障壁”として機能。
  • 環境の多様性を維持し、特定戦略の一強化を防ぐ。
  • デッキ側に除去や対策カードを強制し、パワーレベルを調整。

• 価格情報

  • 現在の市場価格は約78円と非常に安価。
  • スタンダード・モダン・レガシーでの採用増加により、価格上昇の可能性あり。

まとめ

「門衛のスラル」は、スタンダードの無限コンボを止めるだけでなく、モダンやレガシーでも重要な役割を果たす万能メタカードです。
現状では約78円と破格の値段で入手可能ですが、環境での採用率が高まれば価格上昇は必至。
強力な戦略を抑え、健全なメタゲームを維持するための“必須ピース”として、今のうちに確保しておく価値があります。