【MTGRocks】記事情報:MTGの強すぎた魔導士、ついに大規模ナーフ決定。






長らくMTGアリーナのアルケミー環境を支配してきた「迷える黒魔道士、ビビ」が、ついに弱体化されました。
11月10日に予定されているスタンダードの禁止改定を前に、Wizards of the Coastはデジタル限定フォーマットにおいて先行してメタゲームの健全化に動きました。
この記事では、ビビを含む11枚のカードに対する調整内容を解説します。
要点まとめ
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「迷える黒魔道士、ビビ」の弱体化
マナ生成能力が「タップが必要」に変更され、唱えたターンに即座にマナを生み出せなくなった。
これにより、速攻を持たない限り、爆発的な展開が難しくなった。 -
「速槍の教え」の調整
これまで「速攻」と「果敢」の両方を付与していたが、どちらか一方を選ぶ仕様に変更。
ビビとのコンボ性が大幅に低下。 -
イゼット・スペルアーキタイプへの影響
上記2枚の弱体化により、イゼット系の呪文デッキは大きな構築変更が必要に。
特にヒストリック環境では爆発力が抑えられる見込み。 -
マルドゥ・動員の弱体化
「道石の導き」と「マルドゥの雷鳴凧」の動員能力が2から1に減少。
これにより、後続クリーチャーの火力が大幅に低下。 -
緑系デッキへの影響
「噴水港のスター」の新生能力が1マナ重くなり、「ラノワールのエルフ」からの理想的なカーブが崩れる。
採用率の低下が予想される。 -
バフされたカードたち
「アダージアの神盾、キャンデラ」はパワーが2→3に強化。
ただし配備コストの重さは据え置き。
「ネットワークの匪賊」と「瞬光の鉤爪、ショウ・カイ」はタフネスが上昇し、除去耐性が向上。 -
アーキタイプ支援の強化
「毅然たる宇宙艦長」は搭乗補助が+1→+2に強化。
「常軌を逸した空技術」は最大速度到達時に無償で生け贄にできるように。
「深淵に潜むもの」は兆候が4→3に短縮。 -
過去の弱体化を撤回
「食肉鉤虐殺事件」と「創案の火」は元の性能に戻された。
どちらも現在のヒストリックやブロール環境では過剰なパワーではないと判断された。
まとめ
今回のアルケミーバランス調整は、特に「迷える黒魔道士、ビビ」を中心とした爆発的なコンボデッキに大きな影響を与える内容となりました。
イゼット・スペルやマルドゥ・動員といった強力なアーキタイプが抑えられた一方で、いくつかのカードには強化も施され、新たな構築の可能性が広がっています。
すべての調整は明日から適用されるため、新しい環境でのデッキ構築を楽しむには絶好のタイミングです。
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