【MTGRocks】記事情報:「基本土地だけ」で構成された超格安デッキが突如大会優勝の快挙!



レガシーフォーマットは多くの高額カードが使用可能な強力な環境ですが、そんな中でなんと1万円台で組める「赤単バーン」が、競技大会で優勝という快挙を達成しました。
この記事では、そのデッキの魅力と環境における優位性について解説します。
デッキの注目ポイント
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大会実績
NRGシリーズの「$2,500レガシートライアル」で、Simon Kamerow選手が「赤単バーン」で優勝(約36万円の大会)。 -
モダンと重複するカード群
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「僧院の速槍」「ゴブリンの先達」「大歓楽の幻霊」など、モダンバーンと共通するクリーチャー構成。
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速攻や誘発ダメージにより、序盤から一気にライフを削る。
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レガシー専用の強力な追加カード
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「稲妻の連鎖」:準「稲妻」。低マナ域の脅威を効率よく除去。
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「発展の代価」:非基本土地に依存するデッキへの超火力(例:2枚で8点=約4マナ分の火力)。
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「火炎破」:土地を2枚生け贄にすれば0マナで4点ダメージという爆発力。
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リソースの少なさを補う工夫
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18枚の「山」のみで構成された基本土地マナベースにより、「不毛の大地」などの土地破壊に強い。
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「発展の代価」と相性抜群で、非基本土地に依存するデッキに致命打を与えられる。
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対環境性能
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主流デッキである「ディミーア・リアニメイト」に有利。
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「再活性」による8点ライフロスが重くのしかかる。
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「思考囲い」も微妙で、「不毛の大地」は全く効かない。
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側面戦略として墓地対策カードを搭載可能で、さらなる強化が可能。
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「血染めの月」などの月系カードにも強く、意外とメタゲーム耐性あり。
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価格の安さ
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メインデッキの大半が数百円以下。
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唯一1,000円を超えるカードはサイドボードの「精神壊しの罠」(約1,600円)程度。
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スタンダードのTier1デッキよりも安く構築可能!
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弱点も存在
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「意志の力」のようなカウンターを持たないため、高速コンボ(「Oops! All Spells」や「ストーム」)にはゲーム1で不利。
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ただし、サイドボードで対策カードを投入すればある程度対応可能。
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まとめ
今回の優勝で、長らくTier外とされてきた「赤単バーン」が注目を集めています。
レガシーという高額環境において、1万円台で組めるデッキが競技で勝利を収めたのは大きな出来事です。
特に初心者や資金面で参加を迷っていたプレイヤーにとって、大きな希望となるでしょう。
これをきっかけに、今後レガシー環境で「赤単バーン」がより定着するのか、注目が集まります。
コスパ重視でレガシーに挑戦したい方には、今がまさにチャンスです!
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