【MTGRocks】記事情報:革新的なMTG 食物デッキが主要イベントを圧倒。
先週末、フランス・リールで開催された「Ultimate Guard European Magic Series RC」にて、驚くべき新デッキ「ゴルガリ・フード」が優勝を果たしました。
このデッキは従来の人気デッキ「イゼット・フェニックス」や「ラクドス・ミッドレンジ」ではなく、食物の生成と活用に特化した全く新しいアプローチを採用しています。
大会での勝利により、今後のPioneerメタに新たな可能性を示しました。
要点解説
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デッキ構成 :「ゴルガリ・フード」は、プレイヤーのマルク・トビアシュによって構築され、14勝3敗で見事に優勝しました。
このデッキの特徴は、ほぼ全てのカードがフードの生成や効果に関連している点で、特に「大釜の使い魔」と「魔女のかまど」を組み合わせた「猫かまど」コンボが主力となっています。
毎ターンの無限ブロックとダメージ源を確保することで、長期戦に強みを持ちます。 -
食物の生成と活用 :「ゴルガリ・フード」は、様々な方法で食物を生成し、それを犠牲にしてカードを引く、ダメージを与えるといった効果を発動させます。
特に、新たに登場した「全てを喰らうもの、イグラ」によって、クリーチャーが食物として扱われるため、「大釜の使い魔」が墓地にある場合、他のクリーチャーを犠牲にし続けてライフを削るコンボが可能となります。
このため、強力なフードコンボデッキとして機能します。 -
他の人気デッキとの相性 :今回の大会では「イゼット・フェニックス」や「ラクドス・ミッドレンジ」などが人気でしたが、「ゴルガリ・フード」はこれらに対しても優位に戦いました。
特に「ラクドス・ミッドレンジ」に対しては、フードの生成による安定した防御が長期戦で有効です。
また、サイドボードには「虚無の呪文爆弾」や「脚当ての陣形」が採用されており、「フェニックス」デッキにも対策が施されています。 -
「ジャンド・サクリファイス」との違い :同様に食物を活用する「ジャンド・サクリファイス」デッキとは異なり、「ゴルガリ・フード」はコンボ要素に特化しています。
特に「蓄え放題」を用いることで「大釜の使い魔」を早期に墓地へ送り、昂揚発動で「ウルヴェンワルド横断」からのコンボパーツサーチを実現しやすくしています。
このため、効率的かつ一貫性のあるゲームプランが可能です。
まとめ
「ゴルガリ・フード」は、今後のパイオニアメタにおける有望な新デッキです。
RC大会での結果が必ずしもメタゲームに直結するとは限りませんが、「ラクドス・ミッドレンジ」や「イゼット・フェニックス」といった人気デッキに対しても十分な対応力を持つ点で注目に値します。
長期戦でのフード生成やコンボの安定性を活かし、次のパイオニアイベントでの活躍が期待される存在です。
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