統率者戦の強豪カード4枚が予想外の禁止発表で使用不可に。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:統率者戦の強豪カード4枚が予想外の禁止発表で使用不可に。

 

 

 

 

 

 

2025年7月28日、「デュエルコマンダー」において、衝撃的な禁止改定が発表されました。
禁止対象となったのは、「血染めの月」「暗黒の儀式」「意志の力」「死の国からの脱出」の4枚です。
これらのカードは他のフォーマットでも高い使用率を誇る強力なものばかりですが、委員会は「対話性の欠如」「テンポ偏重」「非対称性の拡大」といった理由から、フォーマット健全化のために禁止を決定しました。

【要点解説】

  • 「血染めの月」

    • 本来は多色土地への制裁カードとして機能。

    • しかし、単色デッキやユーティリティ土地中心の構成にも影響が大きく、構築段階から歪みが生じていた。

    • ゲームを単調にさせる要因とされ、禁止へ。

  • 「暗黒の儀式」

    • 1ターン目から3マナを生み出すことで、2ターン目に「デッドプール」などの強力な統率者を着地させるなど、ゲームのテンポを破壊。

    • すでに「金属モックス」や「水蓮の花びら」などの高速マナは禁止されており、同様の扱いに。

  • 「意志の力」

    • 「コンボ対策」よりも「強力なプレイを押し通す」手段として濫用。

    • 「アラゴルン」や「リア」などの統率者の安全着地に使われ、非対称的なゲーム展開を生むため禁止。

  • 「死の国からの脱出」

    • ストーム系アーキタイプのキーカードで、極めて高速なキルルートを実現。

    • 委員会は「ストームを完全に潰すのではなく、弱体化を目的」として禁止。

  • メタゲームへの影響

    • 新セット『久遠の終端』や「ファイナルファンタジー」統率者の登場で、既に環境は多様化。

    • 現在は「クラウド」や「ティファ」を擁するモノカラーアグロが勢力拡大中。

    • スペースクラフトやビークルが統率者として使用可能に。

【まとめ】

今回の禁止改定は、「デュエルコマンダー」におけるテンポ偏重・非対話的プレイの是正を目指す、大胆かつ意義深い措置です。
確かに「血染めの月」や「意志の力」のようなカードは戦略的に強力ですが、それがゲームの面白さを損なう要因ともなっていました。

新たな統率者やアーキタイプが次々と登場する現在の「デュエルコマンダー」において、今回の禁止改定はプレイヤー間の健全な競争環境を保つための布石といえるでしょう。
フォーマットの進化はこれからも続きますが、今後も多様で公平な対戦が行えることを期待したいところです。

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