驚くほど強力なウィザード部族統率者は、1枚で無限コンボが成立するマシンだった。 -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:驚くほど強力なウィザード部族統率者は、1枚で無限コンボが成立するマシンだった。

近年、部族デッキが競技環境で活躍する場面は少なく、cEDHともなればなおさら見かけない。
しかし今回、ウィザード部族を主軸とする「儀式の大魔導師、イナーラ」が、2万ドル(約306万円)規模のcEDH招待予選でトップ8入りを果たし、再び注目を集めている。
極めて少ない枠の中で無限コンボを成立させる高効率な構築が、この成功を支えていた。

要点まとめ

● イナーラの強力な能力と特徴

  • 指揮領域からウィザードが出るたびにコピーを生成する「威光」能力が強力。
  • コピーはターン終了時に消滅するが、その一瞬の滞在だけで莫大なアドバンテージを生む。
  • 「パンハモニコン」などで誘発回数を増やすと、ウィザード1体から複数コピーを作り圧倒的優位を築ける。
  • トークン消滅を回避する手段として「粗暴な年代学者、オベカ」「無限の日時計」「増殖されし者、マスター」などが採用可能。

● 無限コンボの中核となるキーカード

  • 「呪文探求者」をコピーすると1枚で2枚サーチ可能となり、
    「再活性」「発掘」「弱者選別」など再利用可能なカードを繰り返し探し出せる。
  • これにより「星霜の学者」を絡めた無限リアニメイトループが成立し、デッキを「納墓」で墓地へ落とし、「タッサの神託者」で勝利可能。
  • 「無情な屍技術師」+「血統の屍術士」も「威光」誘発で無限ループを形成し、無限トークン生成・無限宝物トークンなどの勝ち手段へ繋がる。
  • 「二重詠唱の魔道士」や「犯罪小説家」を使った定番のコピー無限も搭載。

● cEDH向けの洗練された構築

  • ウィザードは14枚のみと必要最小限。残りは全てサーチ、妨害、テンポ獲得に集中。
  • サーチ手段は合計17枚。
    • 「吸血の教示者」「悪魔の教示者」などの定番
    • 「通り抜け」「ヴィダルケンの霊気魔道士」などウィザードサイクリングも活用
  • 「暗黒の儀式」「炎の儀式」「太陽の指輪」など超高速マナ加速により、初手から無限コンボ成立も可能。
  • 「意志の力」「狼狽の嵐」「否定の契約」など軽量カウンターで守りながら勝ちに行く構成。
  • 「急速混成」「蒸気の連鎖」など小型除去でテンポを奪い一瞬の隙を作る。

● イナーラが強い理由と意外性

  • 下位メタでは「始祖ドラゴン」「エドガー・マルコフ」ほど採用されないが、
    cEDH領域では「高速・少数精鋭・無限ループ最適化」という特性がマッチ。
  • 「威光」能力により、指揮領域から出なくても価値が生まれるため、
    指揮官を守る必要がほぼないことも強み。
  • 「過ぎ去りし表情」との組み合わせで、ウィザードの無限アンタップループも構築可能。
  • 別のデッキに混ぜても、イナーラは「無限コピー補助」として機能し、シナジー範囲が広い。

まとめ

ウィザードという一見控えめな部族テーマながら、「儀式の大魔導師、イナーラ」は極めて少ない枠で無限コンボを成立させる異常な効率性を持つ。
多数のウィザードを並べる必要はなく、わずか14枚の部族枠で完全なcEDH仕様に最適化できる点が大きな強みだ。
「呪文探求者」を中心とした無限リアニメイトループから、タッサの神託者で締める一連の流れはトップ環境でも通用し、実際に2万ドル規模のイベントで結果を出した。
この成功は、部族デッキでも工夫次第で最高峰の競技環境へ到達できることを示している。
もしローカルの統率者戦でウィザード部族を試したいなら、最適な指揮官は意外にもずっと身近なところにいたのかもしれない。

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