【MTGRocks】記事情報:過小評価されていたFFのMTG装備、強力フォーマットで輝く。



マジック:ザ・ギャザリングのレガシーフォーマットで長らくトップに君臨する「イゼット・デルバー」デッキ。
伝統的に「目くらまし」や「不毛の大地」を駆使したテンポ戦略で知られるこのデッキに、FFコラボセットの新装備カード「「占星術師」の天球儀」が革新をもたらしています。
従来の「コーリ鋼の短刀」を差し置いて採用されるその理由とは?
要点まとめ
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「「占星術師」の天球儀」の強力な初動とテンポ性
「「占星術師」の天球儀」は戦場に出たとき、自動的に装備された1/1の「英雄」トークンを生成。
さらに軽量スペルの多いイゼット・デルバーでは、すぐにこのクリーチャーを強化できる。 -
キャントリップとの強力な相性
「ミシュラのガラクタ」や「思案」、「渦まく知識」などのドロー呪文で容易に+1/+1カウンターが蓄積。
中でも「渦まく知識」はキャスト時と3枚目のドロー時の両方で誘発し、非常に効率的。 -
再装備の柔軟性と飛行クリーチャーの強化
トークンが除去された場合でも、「秘密を掘り下げる者」や「ドラゴンの怒りの媒介者」といった飛行クリーチャーに装備し直すことで、再び強力なアタッカーを作り出せる。 -
「コーリ鋼の短刀」との比較
「「占星術師」の天球儀」のメリット:
・青のカードであるため、「意志の力」「否定の力」のピッチコストに使える。
・単体でも1/1を生み出し、複数引いても手札で腐りにくい。
一方、「コーリ鋼の短刀」は:
・展開力(横展開)に優れるため、除去が多いマッチアップで有効。
・ただし、2マナのためテンポにやや影響し、初手で複数来ると動きが鈍化する可能性も。
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他アーキタイプでも活躍中
・青単・デルバーでも「「占星術師」の天球儀」4枚採用型が登場。
基本地形主体で「不毛の大地」への耐性を強化。
・スタンダード環境では「イゼット・果敢」内で「選択」や「手練」と併用され、「「占星術師」の天球儀」と「コーリ鋼の短刀」を両方採用する型も登場。
スタンダードの方がテンポ的な厳しさが緩やかなため両立が可能。 -
現在の価格動向(参考)
星盤はレア枠であり、記事執筆時点では約432〜720円前後で取引されているが、今後需要増による高騰も予想される。
まとめ:環境を変える新装備、見逃すな!
「「占星術師」の天球儀」は、FFコラボで登場した中でも想像以上の競技的価値を持つ装備カードです。
特に「渦まく知識」などとの相性の良さが際立ち、イゼット・デルバーのテンポスタイルにぴったりとマッチしています。
加えて、青であることや再装備の柔軟性により、従来の装備カード「コーリ鋼の短刀」に代わる新たな主力候補として注目を集めています。
レガシーのみならずスタンダードでも活用の幅が広がっている今、見逃せない1枚です。
次のイベントで星盤を見かける機会は、確実に増えていくことでしょう。
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