『20 Ways To Win』のボーナスカードは、MTGの歴史に残る不可解なカードだ。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:20通りの勝ち方ボーナスカードは、困惑させるMTGの遺物です。

『20 Ways To Win Secret Lair』は、20種類のユニークな勝利条件をテーマにしたデッキとして登場しましたが、その受け止められ方は芳しくありません。
ボーナスカードとして登場した「不朽の理想」も、その特殊性や有用性において評価を覆すほどのインパクトを与えていません。
以下では、このカードの特徴やデッキ全体の反響について解説します。

要点解説

  • 「不朽の理想」の特徴
    • マナコスト: 5WW(ソーサリー)。
    • 効果: ライブラリーからエンチャントを1枚戦場に出し、シャッフル。
      その後、毎アップキープにこの効果をコピー(ただし、他の呪文を唱えられなくなる「歴伝」能力付き)。
    • 背景: 神河のサイクル「歴伝」呪文の1つで、効果は強力だが制約が大きすぎて多くのデッキで採用されない。
  • ボーナスカードとしての問題点
    1. 低い価値と実用性
      • 現在の市場価格は約450円。
        Secret Lair版としてのプレミアムが加わる可能性はあるが、ニッチなカードであるため大幅な価値向上は見込めない。
    2. デッキテーマとのミスマッチ
      • デッキ全体が「複数の勝利条件」を中心に構築されているのに対し、このカードはそれらを制限する恐れがある。
    3. 他の有力な選択肢の欠如
      • 例えば、「研究室の偏執狂」や「アゾールの雄弁家」など、よりテーマに合致したカードを選ぶ余地があった。
  • プレイヤーの期待と反応
    • ボーナスカードは「楽しみ」の要素とされるものの、多くのプレイヤーがより良い選択肢を望んでいた。
    • マーベルとのコラボ製品「Marvel Superdrop」の成功後に続く製品として、比較されてしまい、失望感が強調された。

まとめ

『20 Ways To Win Secret Lair』のボーナスカード「不朽の理想」は、カード単体の価値やデッキテーマとの整合性の観点から期待外れと受け取られています。
歴伝能力というユニークさはあるものの、デッキ全体を活かす方向性にはマッチしていません。
これにより、プレイヤーは「もっと良いカードが選ばれていたのでは」と感じる結果になりました。

Secret Lair版の製品は「楽しいおまけ」として捉えるべきですが、より魅力的でテーマに即した選択が次回以降には期待されます。
『20 Ways To Win Secret Lair』はユニークなコンセプトを持ちながらも、その実装には課題が残る製品といえるでしょう。

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