【AETHERHUB】記事情報:2025年5月のトップスタンダードデッキ
MTG最新スタンダードセット『タルキール:龍嵐録』の発売により、現在のスタンダード環境が大きく塗り替えられました。
従来の人気デッキを押しのけて、赤を中心とするアグロ系やジェスカイ系のデッキが一気にメタ上位に躍り出ています。
ここでは、トーナメント・Bo3・Bo1の各メタを分析し、注目すべきカードやデッキの傾向を紹介します。
● 現在のスタンダードメタを読み解くポイント
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トーナメント環境で赤が躍進
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赤系デッキがトップ8の半数を占める。中でも「イゼット・果敢」が27.81%と圧倒的な使用率を誇る。
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他にも「ジェスカイ・眼魔」「赤単・ウィンズ」など、TDM新カードを取り入れたアグロが台頭。
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一方、グルールやボロスといったかつての定番は姿を消している。
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トップデッキと主な新カード(TDM)
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イゼット・果敢:「コーリ鋼の短刀」
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ジェスカイ・眼魔:「光砕く者、テルサ」、「冬夜の物語」、「氷河の龍狩り」
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ジェスカイ・コントロール:「払拭の吐息」、「乱動するドラゴンの嵐」、「マラング川の執政」、「道の体現者、シィコ」
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エスパー・ピクシー:「陽光真珠の麒麟」
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Best of 3(BO3)ではジェスカイとイゼットがトップ独占
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BO3の環境でも「イゼット」が15.53%、「ジェスカイ」が複数バージョンで上位に登場。
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「黒単」や「ゴルガリ」など黒系の新デッキも健闘。
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前月までトップだった「エスパー・ピクシー」や「4色コントロール」はやや後退。
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Best of 1(BO1)では単色アグロが主流
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「赤単」と「黒単」がBO1でトップ2をキープ。
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「イゼット」が3位と健闘するも、ジェスカイ系はトップ8圏外に。
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「アゾリウス(「団結の最前線」型)」が復活し、7位にランクイン。
コントロール型「オルゾフ」も健在。
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注目の新カード価格
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高使用率の「コーリ鋼の短刀」や「光砕く者、テルサ」など、構築級のカードは注目株。
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競技シーンへの影響により、今後の価格高騰も予想される。
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● まとめ
『タルキール:龍嵐録』の登場によって、スタンダードの勢力図は一変しました。
特にイゼットやジェスカイといった青赤系のデッキは、新たなカードの恩恵を受けて急速にメタの中心に。
一方、単色アグロがBO1では依然として強く、多様な構築が見られるようになったのも今回の変化の特徴です。
新カードの導入により、これまで埋もれていた戦略にも光が当たり、スタンダードの面白さが再燃しています。
競技志向のプレイヤーにとっても、今がまさにデッキ選択の分岐点と言えるでしょう。
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