【AETHERHUB】記事情報:2025年10月のトップスタンダードデッキ
2025年10月中旬、MTGアリーナのスタンダード環境に大きな変化が見られました。
新たなセット「スパイダーマン」や『領界路の彼方』の登場に注目が集まっていましたが、実際のメタの変化は、既存アーキタイプの復活と再調整が中心となっています。
特に注目すべきは、赤単の完全復権。
Best of Three(BO3)ではトップメタに返り咲き、Best of One(BO1)でも依然として存在感を放っています。
その一方で、エスパーなど一部の勢力は後退し、新たな4色コントロールやコンボ型デッキが台頭しています。
要点解説
トーナメント全体でのメタ上位(統計ベース)
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赤単・アグロ:25.30%
前月からの大幅上昇。
速攻と効率性を兼ね備え、現在のスタンダードの王者。 -
イゼット・アグロ:25.30%
スペル連打によるテンポ重視の戦略。
赤単と並んで使用率トップ。 -
ディミーア・アグロ:15.51%
除去と手札破壊に優れる中速アグロ。
安定した人気を維持。 -
アゾリウス・コントロール / ジェスカイ・コントロール / 4C・コントロール
各構築はそれぞれ3~5%のシェア。
4Cは「豆の木をのぼれ」禁止後、新構築で再登場。 -
全知・コンボ:2.86%
突然の復帰を果たしたコンボデッキ。
現時点では使用率は控えめ。
MTGアリーナ:Best of Three(BO3)
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赤単:12.10%(トップ)
前月からの急浮上。
高速アグロの代表格として再評価。 -
イゼット/ アゾリウス/ ディミーア:それぞれ6~7%台
スペル主体のテンポやコントロール寄りのデッキが安定して上位。 -
ボロス・アグロ / 緑単・上陸:各4.03%
先月は一時姿を消していたが、今月はトップ8に復帰。 -
黒単 / オルゾフ・アグロ:使用率は3%前後。
※注目ポイント:アゾリウス・シンセサイザーやティムールの戦告者デッキは今月ランク外に。
MTGアリーナ:Best of One(BO1)
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白単・ライフゲイン:10.60%(1位)
回復能力と盤面制圧力により単体戦での安定性が高い。 -
緑単・上陸:7.37%
ランプ戦略でじわじわと復帰。 -
黒単 / ボロス/ アゾリウス/ ディミーア:3~5%前後の中堅層。
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赤単(2構築):2.92% / 2.46%
使用率はやや下がっているものの、2つの異なる構築でリスト入り。
まとめ
2025年10月のスタンダード環境は、「赤単の復活」が最大の注目ポイントです。
BO3環境では圧倒的なトップに返り咲き、BO1でも一定の存在感を保っています。
それと同時に、白単や緑単といったライフゲインやランプ戦略も安定しており、アグロ・コントロール・コンボの3すくみが再びバランスよく共存する環境が整いつつあります。
また、全知・コンボや新たな4色コントロールなどの実験的構築も上位に登場しており、今後のメタの進化に期待がかかります。
次の禁止リストやセット発売に向けて、自分のプレイスタイルに合ったデッキ選択が鍵となるでしょう。
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