【AETHERHUB】記事情報:2025年4月のトップスタンダードデッキ
『タルキール:龍嵐録』のリリース直前、スタンダード環境にも変化の兆しが見え始めています。
特にMTGアリーナでは、エスパー、ディミーア、アゾリウスといった定番のカラーリングに加え、新たなデッキが勢力を拡大中。
各種データから、スタンダードの現環境におけるメタ上位デッキを「BO1」「BO3」別に分析し、プレイヤーが今何を使っているのか、何が勝っているのかを明らかにします。
要点解説
● スタンダード(総合):トップ8メタゲーム傾向
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赤単:メタの17.53%を占め、使用率は前月から倍増(約25.4%増加)。
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エスパー・コントロール:14.29%で2位。安定感のあるカウンター&除去主体の構成。
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ディミーア・アグロ:13.85%と高水準の使用率を維持。
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4色コントロール(「オーバーロード/豆の木をのぼれ」系):8.66%で勢力はやや後退。
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ゴルガリ:リストから完全に姿を消す。
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グルール・アグロ:代わりに再浮上、2枠で登場(8.44%+3.46%)。
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新顔:「陽背骨のオオヤマネコ」が赤単で初のトップランク入り。
※この傾向はBO1/BO3の両フォーマットで異なる展開を見せる。
● MTGアリーナ:Best of Three(BO3)上位デッキ
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エスパー:10.17%で首位。4色と激しい競り合い。
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4色コントロール:8.43%、アリーナの長期定番。
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アゾリウス・コントロール:7.56%、再び安定したランク入り。
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赤単:4.94%に後退も根強い人気。
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黒単・ミッドレンジ:2.62%で復帰。
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ジェスカイ:2.33%で新規登場。昂揚系+眼魔要素。
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ゴルガリ:5位に食い込むも存在感は以前より後退。
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ディミーア系/白単・コントロール:BO3からは消滅。
● MTGアリーナ:Best of One(BO1)上位デッキ
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赤単:9.87%で依然として最上位の一角。
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黒単:9.25%、複数のタイプが存在し再流行。
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ボロス:4.82%。速攻+盤面制圧型の構築。
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アゾリウス:3.57%。コントロール寄りの安定デッキ。
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エスパー:3.50%。やや後退気味も健在。
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全知・コンボ:アゾリウスの代わりに登場。
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赤単・ゴブリン:4月に入りリストから消滅。
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ディミーア系:BO1でも姿を消す。
まとめ
『タルキール:龍嵐録』の到来を前に、スタンダード環境はエスパー、赤単、4色コントロールを中心に再編成が進んでいます。
特に赤単は、BO1でもBO3でも高い順位を維持し、簡潔ながら強力な戦略で注目を集めています。
また、ディミーアやゴルガリといった従来の強豪が一部のフォーマットで姿を消す中、アゾリウスや黒単といったコントロール/ミッドレンジ戦略が復権の兆しを見せています。
新セットによってさらなる環境変動が予想されるこのタイミングで、今のメタをしっかり把握し、自分に合ったデッキを見つけるのが勝利への鍵です。
デッキ構築の参考に、ぜひ今の環境をチェックしておきましょう。
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