【AETHERHUB】記事情報:2025年8月のトップスタンダードデッキ
2025年のローテーションと『久遠の終端』の実装から2週間が経過。
メタゲームの変化に注目が集まりましたが、色の組み合わせそのものには大きな変化は見られず、主にマナ基盤の最適化と細かい調整にとどまっているようです。
要点解説
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カラー構成は大きく変わらず、既存デッキの調整が中心
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禁止改定によってデッキの軸が整理され、環境が安定
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新カード導入後も、色の分布に大きな変動は見られない
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Bo1(1本先取)環境のトップ8デッキ
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1位:緑単(15.17%)→ EOEの採用なし
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3位:白単(ライフゲイン型)→ 「光に導かれし者、ハリーヤ」など新カード採用
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他にアゾリウス、エスパー、黒単、赤単がランクイン
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「豆の木をのぼれ」禁止により、4色デッキは勢力を大きく落とす
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Bo3(3本勝負)環境のトップ8デッキ
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1位:アゾリウス・コントロール(8.33%)→ 「星間航路の助言」などを採用
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2位:イゼット(6.25%)→ EOEカード未採用ながら躍進
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3位:緑単・ランプ(5.21%)→ 同じく新カード不使用
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「エスパー」「オルゾフ」などはEOEの複数カードを採用し、構築を強化
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通常スタンダード環境(総合)での傾向
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イゼット・大釜型が32.88%で圧倒的首位(「量子の謎かけ屋」採用)
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ディミーア・アグロ(19.73%)も安定して上位(「悲劇の軌跡」など)
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エスパー・アグロが復活(10.14%)し、「コスモグランドの頂点」など複数新カードを使用
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グルール・アグロ、イゼット・アグロ、ジェスカイ・コントロールなども新カードを活用しランクイン
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赤単はBo3で順位急落
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8月以降も順位が伸びず、かつての人気は見られない
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新カード「新星のヘルカイト」投入も振るわず、下位に沈む
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まとめ
ローテーションと『久遠の終端』の実装により、スタンダード環境は一定の新陳代謝を見せましたが、色のバランスそのものには大きな変動は見られませんでした。
むしろ既存の人気アーキタイプが、新カードを取り入れて「最適化」される形が多く見られます。
特にBo3環境では、まったく異なるデッキがトップ8に並ぶなど、「別メタゲーム」といえる様相を見せています。
新カードの採用状況にもばらつきがあり、EOEの影響を強く受けているデッキと、旧来構築のまま活躍しているデッキが混在している点も興味深いです。
モノカラー系デッキの台頭や、人気デッキの復活・凋落もあり、今後のメタの推移にも注目が集まります。
EOEによるカードプールの拡張を経て、さらなる多様性が生まれるか、引き続き観察が必要です。
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