23年前に登場した忘れ去られた統率者が、墓地全体を蘇生する。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:23年前に登場した忘れ去られた統率者が、墓地全体を蘇生する。

統率者戦には無数のデッキ構築ルートが存在するが、最古参の戦略である「リアニメイト」は今なお強力だ。
「汚らわしき者バルソー」は、墓地のクリーチャーを一斉に蘇生できる稀有な統率者でありながら、驚くほど使われていない一枚である。

要点解説

  • バルソーの強みと基本戦略
    『ジャッジメント』初出のバルソーは、7マナを支払うことで自分の墓地にある黒・赤のクリーチャーをすべて戦場に戻せる。
    単体で繰り返し使える全体リアニメイト効果を持つため、ゲームプランが非常に明確かつ強力。
    ミニオン強化能力は重要度が低く、主眼は蘇生効果にある。

  • 墓地を肥やす手段
    成功の鍵は、強力な大型クリーチャーを事前に墓地へ落とすこと。
    「不死のさざ波」や「破滅を囁くもの」のような反復可能な切削カードに加え、「納墓」や「生き埋め」といった墓地チューターで直接狙ったカードを落とせる。

  • 蘇生したい主なクリーチャー
    「穢れた血、ラザケシュ」、「残虐の執政官」、「血の取引者、ヴィリス」などは、一度戻るだけで盤面を制圧可能。
    横に並べる戦略のため、「ロークスワインの元首、アヤーラ」のような中型でも十分な価値を生む。

  • マナ加速の重要性
    バルソーの能力は非常にマナを消費するが、黒単には「墓所の怪異」、「ヨーグモスの息子、ケリク」、「陰謀団の要塞」など優秀なランプ手段が揃っている。

  • 対戦相手への影響と対策
    効果は対戦相手の黒・赤クリーチャーも蘇生してしまう点が弱点。
    ただし自分がより多くの価値を得る構成なら問題は小さい。
    「虚空の力線」や「魂標ランタン」で対称性を崩すこともでき、「肉袋の匪賊」や「疫病造り師」のような生け贄除去も好相性。

  • 無限コンボへの発展
    「生き埋め」を使い、「巣穴の魂商人」+「墓所這い」+「血の芸術家」を墓地に揃えれば、無限ライフドレインが成立。
    また「血に飢えた征服者」と「薄暮薔薇の棘、ヴィト」など、クリーチャーのみで完結する即死コンボもバルソーで一気に展開可能。

  • ゴルガリでの無限マナ例
    黒単では難しいが、緑を足せば「二重の造物」と「血の臣下」を用いた蘇生ループで無限黒マナが可能となる。

  • 使用率と価格
    EDHREC上の登録デッキ数は約841と少なく、統率者卓で被りにくい。
    一方で価格は安くなく、状態の悪いもので約1,572円、通常は約1,590~1,908円程度とやや高価。

まとめ

「汚らわしき者バルソー」は、大量リアニメイトと即死コンボの両面を備えた、非常に一貫性の高い統率者である。
使用率の低さゆえ独創的なデッキになりやすく、効果を一度通すだけで勝負を決定づけられる性能を持つ。
価格はやや高めだが、その実力は十分に値段以上と言えるだろう。

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