【MTGRocks】記事情報:23年前のコモンMTGのインプが捨て札により1293%急増。


『霊気走破』の発売とともに、多くの新カードが登場し、競技シーンや統率者戦(EDH)に大きな影響を与えています。
その中でも、「永劫なる力」デッキは特に人気を集め、関連カードの価格が急上昇しています。
今回は、その影響を受けたカードのひとつである「朽ちゆくインプ」について解説します。
このカードは低コストで強力な手札破棄エンジンとなるため、特に統率者デッキでの活用が注目されています。
ポイント解説
1.「朽ちゆくインプ」とは?
- 1マナで場に出せるゾンビ
- 手札を捨てることで回避能力(飛行)を得る
- 統率者デッキ「永劫なる力」の「ハシャトン(スカラベの拳、ハシャトン)」と相性抜群
→ 「ハシャトン」は捨てたカードをコピーする能力を持ち、「朽ちゆくインプ」で手札を捨てることで簡単に発動できる。
2. 価格の急騰
- 1月下旬の発表時点では約64円だった価格が現在は約892円に上昇
- 特に希少な「Premium Deck Series: Graveborn」の版は、約94円から約2,965円へ3058%の大幅値上がり
- 2002年の「トーメント」以来、再録回数が少なく供給が不足している
3. 将来的な価格動向
- 短期的には「永劫なる力」人気の影響で価格は高騰しているが、今後新たな統率者デッキが登場すれば需要が落ち着き、価格は下がる可能性が高い
- 「朽ちゆくインプ」は旧フォーマットの「premodern」でも使用されるため、完全には価値が消えない
- ただし、プレモダンはそれほど人気の高いフォーマットではないため、大幅な価格維持は難しい
まとめ
『エーテルドリフト』の統率者デッキ「永劫なる力」の影響で、「朽ちゆくインプ」の価格が急騰しています。
このカードは低コストの手札破棄エンジンとして優秀で、特に「ハシャトン」などのコンボデッキでの使用が注目されているため、多くのプレイヤーが買い求めています。
しかし、長期的には需要が落ち着き、価格もある程度下がる可能性があります。
今後の価格動向を注視しつつ、適切なタイミングでの購入や売却を考えるとよいでしょう。
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