24年前のMTGロックパーツ、現代の需要で300%上昇。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:24年前のMTGロックパーツ、現代の需要で300%上昇。

 

 

 

 

『モダンホライゾン3』は、過去のカードをモダン環境に導入することで知られているシリーズ。
その中で、現在最も注目されている再録カードの1つが「オアリムの詠唱」だ。
長らく使用機会が限られていたこのカードが、モダンに解禁されたことで再評価され、価格も大きく上昇している。

要点解説

  • カードの基本性能と用途

    • 1マナで相手の呪文と戦闘を1ターン無効化できる、古の強力インスタント。

    • 「キッカー」で手札破壊も可能という、コントロールとコンボの両方で役立つ汎用性の高さを持つ。

  • モダンでの採用例

    • ボロスエネルギー:モダン最上位のアグロ系デッキ、84%のリストがサイドに2枚採用。

    • ルビー・ストーム:コンボデッキ。86%がサイドに3~4枚採用。

    • アゾリウス・コントロール:主に本体に4枚フル投入し、「等時の王笏」とのコンボにも対応。91%のリストが採用中。

  • 価格の動向

    • 『モダンホライゾン3』の通常版は、3か月で約286円から約1,287円に上昇。
      約320%の値上がり。

    • ボーダーレス版は約572円から約2,002円に上昇。

    • 『The List』版も約501円から約1,001円へ。

    • 初出の『プレーンシフト』版は約1,287円から約1,859円へ。

    • 2008年ジャッジプロモ版はほとんど動かず。

  • 今後の展望と再録の可能性

    • モダンで複数のトップデッキに安定して採用されており、今後も高い需要が見込まれる。

    • フレーバー的に『ウェザーライト』絡みのカードであり、スタンダード再録は難しい。

    • サプリメント製品での再録も少なく、再録の可能性自体が低い。

    • 短期的な高騰ではなく、数か月かけてじわじわと価格が上がっている点も安定性の高さを示唆。

まとめ:モダンの新たな定番呪文として今後も注目すべきカード

「オアリムの詠唱」は、モダンホライゾン3でモダン環境に解禁されて以来、複数の強力なデッキで本格的に使われ始めた。
それに伴い、価格も安定して上昇しており、通常版・ボーダーレス版・レトロフレーム版すべてにおいて価値が上がっている。

再録の可能性が低く、なおかつ環境内での役割が明確なことから、今後も堅実な値動きが期待できる。
すでに所持しているプレイヤーにとっては保有継続も利益を生みやすい選択肢だろう。

古参プレイヤーには懐かしく、新世代のプレイヤーには新鮮な「オアリムの詠唱」。
その静かで強烈な力は、再び競技シーンの中心で響き続けている。

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