【MTGRocks】記事情報:25年前の中古の鳥・カードが価格715%の高騰。


最新セット『久遠の終端』のスポイラーシーズンは、魅力的なテーマ性に反して、カードパワー面での盛り上がりに欠けています。
この状況を受けて、プレイヤーたちは再び『ファイナルファンタジー』コラボに注目を移し、関連する統率者やシナジーカード、特に「鳥・部族」に関連するカードが静かに価格上昇を見せています。
要点解説
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『久遠の終端』の影の薄さ:
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フレイバーや構築済みデッキには注目が集まる一方で、統率者のパワーレベルは控えめ。
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『ファイナルファンタジー』セットと比較しても、強力・話題性のあるカードが少ない。
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再注目されるバード・タイパル:
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『ファイナルファンタジー』で登場した「チョコボ」こと「桃源郷の探求者、チョコ」によって、鳥・部族シナジーが活性化。
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特に古参カード「巣を守るものカンジー」が注目されている。
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「巣を守るものカンジー」の性能と価値:
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元は2000年の『インベイジョン』収録。
キッカーコストを支払えば全ての鳥に+X/+X修整。 -
デッキ構築時に大量のマナを使える環境と好相性。
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チョコボとの組み合わせで、土地加速→強化の流れがスムーズ。
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価格上昇の動向:
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3か月前は約147円未満だったが、現在は軽度使用のカードで約1,096円、美品で約1,301円に。
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完全美品は市場に少なく、再録版も大部分が売り切れ状態。
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他のバード関連カードも連動して高騰:
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「集魂者の住処」:約1176円に上昇後も価格を維持。
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「翼の疾風」も平均約1,029円で安定的に販売。
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価格高騰の背景は“投資”より“実需”:
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一時的な投資ブームではなく、実際にデッキで使いたいプレイヤー需要が中心。
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これにより供給が追いつかず、価格の下落が起きにくい傾向に。
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まとめ
『久遠の終端』が期待を裏切る内容となったことで、プレイヤーの関心は自然と過去セット、特に『ファイナルファンタジー』へとシフトしています。
その中でも「鳥」タイプに焦点を当てたシナジーが、今改めて注目されています。
「巣を守るものカンジー」をはじめとする古参カードの価格上昇は、コレクター投資ではなく、実際にプレイされている実需によるものであり、今後もしばらくは高止まりが続くと見られます。
今が、「鳥・部族」のデッキを組む最後のチャンスかもしれません。手に入れるなら、在庫が尽きる前に動くのが得策です。
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