26年前のユニークな統率者サポートカードが820%高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:26年前のユニークな統率者サポートカードが820%高騰。

 

 

 

26年前に発売された古いカード「死者への敬意」が、突如として価格を大きく上げています。
その理由は、ファイナルファンタジーの統率者「ホープ・エストハイム」との強力なシナジーによるものです。
カード相場や需要の背景を探ると、この高騰が一時的な現象である可能性も見えてきます。

要点解説

  • カードの概要と特性

    • 初出は『メルカディアン・マスクス』で、相手の墓地のクリーチャーをすべて追放し、その数だけライフを得るインスタント。

    • 通常のライフゲインデッキ(「幽霊議員カルロフ」、「アマリア・べナヴィデス・アギーレ」など)では一回限りの効果のため採用優先度は低い。

  • 「ホープ・エストハイム」との相性

    • 「ホープ・エストハイム」は得たライフ量に応じて各対戦相手を切削するため、大量のライフ獲得が勝利条件につながる。

    • ゲームが進むと相手の墓地にクリーチャーが溜まりやすく、「死者への敬意」で一気に大量ライフを得られる。

    • 墓地追放によりリアニメイト戦略へのメタカードとしても機能し、インスタントで妨害可能。

  • 他の相性の良い統率者

    • 「新たな夜明け、ケトラモーズ」や「とっつぁん」とも好相性で、それぞれ攻撃促進やドロー誘発をサポート。

    • それでも需要の中心は「ホープ・エストハイム」デッキ。

  • 価格推移と市場状況

    • 1年近く約148円未満で推移。

    • 7月〜8月初旬に約296円まで上昇。

    • 8月4日以降急騰し、現在は市場価格約869円。

    • 実際の販売価格は約1,036〜1,332円が多く、良品は約1,621円以上で取引。

    • 最安時から約820%の高騰。Foil版は希少で約2,960円から。

  • 高騰の要因と今後

    • ファイナルファンタジーMTG発売(6月)から約2か月後の高騰は時期的にやや不自然。

    • 『久遠の終端』の新カード(例:「時空不調和」)による間接的強化や、遅れて注目された可能性。

    • ライフゲイン全般で必須級ではないため、「ホープ・エストハイム」人気が落ち着けば価格下落の可能性大。

    • 再録予定はなく、中古市場の流通量が少ないため下落は緩やかになる見込み。

まとめ

「死者への敬意」の価格は、「ホープ・エストハイム」とのシナジー発見により最安時から820%以上高騰し、現在は約1,000円前後で取引されています。
しかし、その効果はかなりニッチで、長期的に高値を維持できるかは疑問です。
再録がない限り流通量の少なさは支えになるものの、この上昇は短期的なブームで終わる可能性が高いでしょう。

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