27年前のエンチャント、過小評価され続ける最強の捨て札エンジン。 -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:27年前のエンチャント、過小評価され続ける最強の捨て札エンジン。

MTGの古いカードの中には、現代の評価基準では見落とされがちな「隠れた名品」が存在します。
その一つが「調律」。
一見地味なエンチャントですが、墓地活用やコンボ戦略において驚異的なポテンシャルを秘めています。
今回は、このカードの強みと活用法を徹底解説します。

要点解説

  • カード概要

    • 「調律」は3マナで「3枚引いて4枚捨てる」効果を持ち、使用後は手札に戻るため再利用可能。
    • 単発ではコスト過多だが、繰り返し使える点で唯一無二の存在。
  • 墓地活用との相性

    • 「再活性」や「信仰無き物あさり」など墓地を利用する戦略で真価を発揮。
    • 「発掘」カード(例:臭い草のインプ)との組み合わせで、ドローと墓地肥やしを同時に実現。
  • 強力なコンボ例

    • 「グリーンゴブリン」との無限ループ
      • 「グリーンゴブリン」の能力で「調律」を青1マナで再キャスト可能。
      • 「無愛想なアナグマザウルス」で土地を捨てるたびに宝物生成 → 「レンの書庫」で土地を山札トップに戻し、宝物を無限生成。
      • 勝利手段:「光り角の海賊」や「タッサの神託者」。
    • 無限マナコンボ
      • 「聖域の織り手」+「現実からの遊離」または「ペミンのオーラ」で無限マナ。
      • 「アルゴスの女魔術師」などでドローを加速し、デッキを掘り切って「研究室の偏執狂」や「タッサの神託者」で勝利。
    • 「補充」との相性
      • 「調律」で墓地を肥やし、自身も捨てて「補充」で大量エンチャントを復活。
  • 統率者戦での採用価値

    • 「常智のリエール」
      • 捨てるたびに追加ドロー → 実質「3マナで3枚引く」効果に。
      • 現在採用率は約14%と低め。
    • 「墓場波、ムルドローサ」
      • 捨てたカードを墓地からプレイ可能 → 実質7枚分のアドバンテージ。
      • 採用率はわずか0.7%。
    • エンチャントレス系(「日照のトゥヴァーサ」など)
      • エンチャント再キャストで誘発効果を連打可能。
      • 採用率は約0.6%。
  • 価格と希少性

    • 「調律」は『ウルザズ・サーガ』のみの印刷で希少。
    • 「グリーンゴブリン」の登場で需要増 → 現在価格は約2,325円。

まとめ

「調律」は古いカードながら、墓地戦略やコンボ構築で唯一無二の役割を果たします。
特に統率者戦では、「グリーンゴブリン」や「常智のリエール」、「墓場波、ムルドローサ」などとの相性が抜群。
採用率が低い現状は、逆にチャンスと言えるでしょう。
価格は上昇傾向にあり、今後さらに注目される可能性大。
次に青を使うデッキを組む際は、ぜひ検討してみてください。

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