【MTGRocks】記事情報:27年前のドロー・スペル、奇妙なモダン・デッキのせいで1163%急上昇。

『マジック:ザ・ギャザリング』のモダン環境は、トップメタが安定している一方で、下位の競技層では個性的なデッキが台頭することもあります。
その中で、最近意外なカード「ゴブリンの知識」が注目され、価格が急騰しています。
本記事では、その背景と今後の展望について解説します。
要点まとめ
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「ゴブリンの知識」の基本性能
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2マナで4枚引き、ランダムに3枚捨てる。
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ランダム要素が強く、従来は使いづらいカードとされていた。
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モダン環境での活躍
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「赤単・ホロウ・ワン」(赤単ディスカード)デッキでの採用
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「猛火のルートワラ」や「虚ろな者」を無料で唱えるシナジー。
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「探偵のフェニックス」や「略奪するアオザメ」との相性が良く、アグロ戦略を強化。
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直近のモダンリーグで5-0を記録するも、トップメタには及ばず
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主要な大会での活躍は限定的だが、一定の成功を収めている。
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価格の急騰
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The List版が1163%上昇( 約108円 → 約1365円)。
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他のバージョンも価格上昇
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『ポータル・セカンドエイジ』版(約431円 → 約3366円)。
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『第10版』版(約209円 → 約1916円)。
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今後の展望
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長期的な価格維持は難しい可能性
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モダンの使用率は150デッキ未満と限定的。
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統率者戦では「燃え立つ調査」が優先されるため、需要は低め。
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追加のシナジーが登場しない限り、価格は落ち着く可能性が高い。
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まとめ
「ゴブリンの知識」は、「赤単・ホロウ・ワン」デッキの強化とともに、モダン環境での一定の活躍を見せています。
その影響で価格が急騰しましたが、トップメタでの定着が見込めないため、今後の価格維持は不透明です。
短期的な投機対象としては注目されるものの、長期的な需要は慎重に見極める必要があるでしょう。
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