【MTGRocks】記事情報:28年前の再録禁止リストカード、『久遠の終端』の影響で約9,600円に高騰。


新たに登場する『久遠の終端』の統率者デッキが注目を集める中、28年前に登場したレアカード「資源の浪費」が急激な価格上昇を記録しています。
特定の統率者との強力なシナジーや無限コンボの可能性から、コレクターとプレイヤーの間で再評価が進んでいます。
要点解説
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カードの基本情報と能力
「資源の浪費」は1996年のセット『ビジョンズ』に収録された2マナのエンチャントで、土地を生け贄に捧げてマナを得る能力を持ちます。
一見リスクが高いように見えますが、土地を犠牲にするデッキでは強力なアドバンテージ源として機能します。 -
新デッキとのシナジー
新登場の統率者「起源の番人、ザーレル」や「世界播種、ハースハル」との相性が良好。
これらのカードは土地の再利用や墓地からの回収を可能にし、「資源の浪費」のデメリットをカバーします。 -
伝統的な統率者との組み合わせ
「ギトラグの怪物」や「ウィンドグレイス卿」など、土地の生け贄と墓地利用を得意とする統率者たちとも自然にかみ合います。 -
無限コンボの可能性
「事件現場の分析者」や「変容する森林」との組み合わせにより、無限マナや無限死亡トリガー、無限土地など複数の無限ループが成立。
ただし多くは4枚以上のコンボであり、構築難度は高めです。 -
価格の急上昇
1か月前は約4,588円だった市場価格が、現在は約9,620円まで上昇。
最高値では約11,544円で販売された実績もあります。
重度プレイ済みのコピーでも約8,860円と全体的に高騰中。 -
再録禁止リストによる供給制限
「資源の浪費」は再録禁止リストに指定されており、今後再録される可能性はゼロ。
市場の在庫は限られており、需要の高まりに対して供給が追いつかない状況です。 -
統率者戦での需要
EDHRECによれば、14,000以上の統率者デッキで採用されており、特に「フェイに呪われた王、コルヴォルド」などのcEDHデッキでも使用例があります。
ニッチながら熱心な支持層が存在しています。
まとめ
「資源の浪費」は、地味ながら特定のシナジーやコンボにおいて高いポテンシャルを持ち、統率者フォーマットで再注目されています。
特に再録禁止リストによる再録不可という事情から、価格は今後も安定または上昇する可能性があります。
ただし、使用できるデッキは限られており、投資対象としては慎重な判断が必要です。
新たな構築済みや統率者の登場によって、今後の需要動向が注目されます。
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