30年前の再録禁止リストのエンチャントが、対戦相手の秘密をすべて暴き出す。 -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:30年前の再録禁止リストのエンチャントが、対戦相手の秘密をすべて暴き出す。

『ローウィンの昏明』のプレビューが盛り上がる中、新カードだけでなく、過去の名カードにも再評価の波が訪れている。
その代表例が、再録禁止リストに名を連ねるエンチャント「吐息の盗人の墓所」だ。
クセは強いが、多彩な戦略に刺さるこのカードは、今なお過小評価されている隠れた名品と言える。

要点解説

  • 全プレイヤーのドロー可視化が生む圧倒的情報量
    4マナとやや重いものの、全員が引いたカードを公開する効果は非常に強力。
    対戦相手がコンボパーツを引いた瞬間が分かるため、妨害を構える判断がしやすい。
    逆に自分がコンボを狙う際も、安全確認ができる点が高評価だ。

  • 真価はクリーチャーへの罰則効果
    クリーチャーを引くたび、そのプレイヤーは「3点ライフを失って手札に加える」か「捨てる」かを選ばされる。
    序盤は軽視されがちだが、ライフが削れた中盤以降は選択が重くなり、最終的にはクリーチャー供給そのものを妨害できる。

  • 手札加速デッキとの凶悪な相性
    「精神破壊者、ネクサル」など、相手に大量ドローを強制するデッキでは本領発揮。
    ホイール系1枚で、相手は追加ダメージと「吐息の盗人の墓所」の“「稲妻」級”効果の両方を受けることになり、盤面が一変する。

  • ディスカード戦略・継続ダメージ源としても優秀
    手札破壊と組み合わせれば、冗長性の高い妨害札に。
    さらに毎ターン確実にダメージが発生しやすいため、「川の殺し屋、シグ」や「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」などのドロー誘発統率者を単体で機能させられる。

  • 墓地利用デッキでは“実質メリットカード”に変貌
    「墓場波、ムルドローサ」や、捨てること自体がプラスになる統率者では、対称効果を完全に逆利用できる。
    自由な即時性はないが、長期的には大きなリターンをもたらす。

  • 価格と希少性
    EDHRECでの採用数は約4,000デッキと少なめ。
    再録禁止リスト収録で供給が限られ、文面も直感的ではない点が理由とされる。
    価格はNMで約1,410円から、最近の取引では約2,360円前後と、決して激安ではないが、RLカードとしては手頃な部類だ。

まとめ

「吐息の盗人の墓所」は、情報戦・ライフ圧迫・ディスカード・墓地利用を同時に支える極めて多機能なエンチャントだ。
派手さはないが、適切なデッキに入れれば試合展開を根本から支配できる力を持つ。
新カードに目を奪われがちな今だからこそ、過去の名作に目を向ける価値があるだろう。

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